シン、粘り勝ち -- 全米プロ --

今、最も強い選手が勝った、ということかも知れません。プレーオフになった時点で、シンの勝ちだと思いました。10番、17番、18番では飛距離が出せないとバーディは出ない。レナードとディマルコには運がなかったんでしょうね。とにかく、シンは最終日よく粘った。パターが入らなかったけど、集中が切れてませんでした。
それにしても、コースが素晴らしかった。メジャーを行うにふさわしいコース。全米プロの価値を上げることができたと思うし、来年以降、ずっとWhistle Straitsでいいんじゃないですかね。さすがはピート・ダイ(このコースの設計者)だな。
エルスは今年をバネに来年こそ、マスターズ、全米プロを取りに行って欲しい。ミケルソンは、今大会も存在感があった。調子はよくないように見えたけど、最終日には優勝争いに絡んでくるところはさすが。残念だったのはタイガー。やっぱり全然改善されてない。パット時のアドレスの取り方がどうも良くない。あれでは、短いのはともかく、10m超のロングパットが入るアドレスじゃない。スイングの不調が、パターにも出てきている感じで、このままでは危ないね。
日本勢は、やっぱりここまで難しいコースでは太刀打ちできないかな。まだマスターズや全米プロのように、難しいコースでのバーディコンテストには通用してないみたい。日本人(ざっくり言うと丸山茂樹)が取れそうなメジャーは、全米&全英OPでしょう。パーコンテストの大会じゃないとね。