ようこそ、李登輝さん!の裏で野中が喚く

「李台湾前総統、27日訪日…中国は報復検討も」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20041226i111.htm
ようこそ、李登輝さん。私は李登輝さんの来日を心より歓迎いたします。しかし、何だコリャ。
「今回の訪日は、「懐古の旅」とされているものの、日台のきずなの強さをさりげなくアピールする色彩も帯びている。李氏訪日に強く反発する中国が、日本との公的交流の一部凍結など何らかの報復に出る可能性がある。」
公的交流だけかよ。経済交流も禁止・制限するとかしないんですかね。北京政府の頭の中にあるのは、金・金・カネ。ここまでカネに露骨な政権ってのも、他にないんじゃありませんかね。まあ、こんな事件も起こるんでねぇ。
「出稼ぎ労働者5万人が広東省で暴動、事故賠償が発端」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20041226i412.htm
この国はホントどーしようもない。
で、愛読させて頂いている、名塚さんの「あんた何様?日記」12/26付(http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=45126)によると、野中氏が訪中を取り止めたそうで。
「野中氏が訪中取りやめ 李登輝前総統のビザ発給で」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041225-00000059-kyodo-pol
いかにも共同通信っぽい記事ですが。
「台湾の李登輝前総統への入国査証(ビザ)発給は中国への礼を失しており、いま訪中するのは望ましくない」
そうであります。ま、中共様からのお仕置きが怖いってことですかね。こういう状況で、日本が正しき民主国家であり法治国家であることを、北京に説明することが日中友好協会の名誉顧問のお仕事であると私は思うんですが。野中氏の今回の言動からは、野中氏は完全に独裁国家・北京政府万歳!ということがよくわかるし、この人が他者を批判するときに独裁者だ、と言うことがよくありますが、そのときは笑ってやろう。独裁主義万歳思想は、アンタの十八番やって。