やはり教科書問題なんでしょうかね

西村幸祐さんの「酔夢ing Voice」の1/13付によりますと、面白いことが書いてありました。

記事自体が昨年末にNHK内部告発窓口に告発した「現場責任者」のリークの形になっている。だが、これはリークに見せかけた連携プレーである。なぜなら本田雅和記者は3年前からこの特集番組について取材に応じたVAWW-NETジャパンがNHKを相手に起こした裁判の取材をしていからだ。だから、今頃3年ぶりに亡霊のように<民衆法廷>という茶番が蘇ったわけだ。そして、今この時点で亡霊が現れた事が重要だ。結論から先に言えば、3年前もそうだったように今年は教科書採択の年である。何が何でも日本が悪であり、そのために従軍慰安婦だろうと南京虐殺だろうと強制連行であろうと、とにかく日本=悪という命題を証明するために、どんな捏造でも歴史歪曲でもやろうという、反日への暗い炎を燃えたぎらせた人々が、結集したイベントが必要なのだ。(太字は引用者)

これは慧眼。朝日の思惑とぴったり符合するわけですな。となると、次の記事が妙に符合してきます。
「「天皇訪韓を歓迎」…盧大統領「最高の礼遇を準備」」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050113i112.htm

大統領は「すでに招請した状態であり、歓迎するという立場だ」とした上で、「解決すべき問題がいくつかあったとしても、訪韓自体を妨げるのは合理的な対処ではない」と述べた。

この状況で、教科書問題を再燃させる。韓国世論は再び天皇陛下訪韓に反対し、訪韓は実現できなくなる。そして、その矛先を朝日は教科書問題に絡めて「日本が悪い」と誘導する。こういうシナリオではないかと。というもの「最高の礼遇を準備」と言いながら、

ただ、大統領は天皇陛下の呼称について、「日本の王と言うべきか、天皇とすべきか、あらかじめ(見解を)準備できなかった」と述べ、正式言及を留保する姿勢を示した。

としているわけで、本心では歓迎するつもりなんてさらさらなく、靖国批判・従軍慰安婦が対日外交カードにならなくなった今、「天皇陛下訪韓」を持ち出してきたと見ることもできるんじゃないかと。
ま、ネタを少し変えただけで、相変わらず手法は同じなんですね、朝日新聞は。