北京政府、焦ってるなあ

「中国また揺さぶり 「ビザ発給」めぐり反発 政府・与党は法整備粛々と…」
http://www.sankei.co.jp/news/050206/morning/06pol001.htm
タイトルがすでにおかしいんですけどね。これは揺さぶりじゃなくて、北京政府が焦ってるわけ。その辺の考察は、かみぽこさんのこちらの日記をご参照下さい。
http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diaryold/20040526/
(他にも対北京政府ネタあります)
で、産経の記事に戻りますが、

三月下旬に始まる愛知万博の期間中、日本政府が台湾人観光客への査証(ビザ)発給を免除する方針を決めたことに中国側が反発している。日本側は万博に間に合わせるため、九日の参院本会議で台湾を対象に査証を免除する特例法を議員立法で成立させる方針。小泉純一郎首相の靖国神社参拝や東シナ海のガス田開発など、中国側の挑発的な言動で日中関係が冷え込む中、新たな横やりが入った形だが、政府・与党は粛々と法整備を進める構えだ。

太字は引用者です。いや、頼りになる政府・与党だことです。

それだけに、今回の査証発給をめぐる中国側の反発について、政府・与党内には「中国の日本に対する揺さぶりの一環ではないか」(外務省筋)との観測も出ている。

外務省にはまだこんなことを言ってるヤツがいるようです。現状認識できとらんのか。

ただ、大勢は「台湾人観光客の場合、不法滞在の割合も少なく、中国人観光客と単純比較するわけにはいかない」との見方で、法案化を進める与党内からは、「中国が日本のやることにクレームをつけるのはおかしい」(自民党観光特別委員会メンバー)と中国への反発が強まっている。

当然のことでしょう。ちなみに、本日付の読売新聞政治面には、9日にも法案通過の見通しとありました。めでたし、めでたし。