シナ共産党政府は歴史をよく学んでおられる

で、目指すところは大日本帝国のコピーですか。本日付の産経新聞産経抄」より。
http://www.sankei.co.jp/news/051209/morning/column.htm

六十年前のきょう十二月九日、NHKラジオで戦争中の日本軍の「悪行」を暴くドラマ「真相はかうだ」が始まった。終戦から日の浅いこのとき、連合国軍総司令部(GHQ)は、日本軍が真珠湾を攻撃した八日にあわせて新聞にGHQ提供の「太平洋戦争史」を強制掲載させたのに続き、メディアミックスで日本人に戦争への罪悪感を植え付けようとしたのだ。
 ▼南京事件などをセンセーショナルに扱ったこの番組に対して、NHKには怒りの投書が殺到したという。出演者たちも「こんな国辱もののドラマには出られない」と抗議したが、泣く子とGHQには勝てないご時世とあって形を変えて一年続いた。
 ▼日本政府が閣議決定した「大東亜戦争」の呼称もGHQは使用を禁止し、「太平洋戦争」が定着したのもこのころからだ。東アジアに有色人種による共存共栄の新秩序を建設しようという建前の「大東亜共栄圏」を連想させるのが気に入らなかったのだろう。
 ▼その大東亜共栄圏が六十年ぶりに復活しようとしている。来週マレーシアで開かれる東アジア首脳会議で話し合われる「東アジア共同体」構想がそれだ。皮肉なことに、中国が主張する米国を排除した共同体の範囲は共栄圏のそれとほぼ重なる。
 ▼春秋の筆法でいえば、大東亜共栄圏構想が失敗した最大の要因は、当時すでに「太平洋国家」としてアジア進出を図っていた米国を敵にまわしたことにある。東アジア共同体もその愚を避けねばなるまい。
 ▼まあそれ以前に、牽引(けんいん)役となるべき日本、中国、韓国の三首脳が会談もできぬのでは共同体の将来もなにもない。軍事力強化に余念のない中国の指導者には歴史を鑑(かがみ)とし、かつての日本の足跡をたどらないようくれぐれも願いたい。

産経抄はいつも皮肉がしっかり効いていますが、今回も見事です。
ま、私はシナ共産党政府と南北朝鮮を排除して、ASEANに豪州・NZ、アメリカを加えた環太平洋共栄圏を目指した方がいいと思いますけどね。できれば、中東までのインド洋も込みで。旧儒教国家ってのは、ここまで始末に終えないものだとはねぇ。