朝日、言論人は政治家より偉いと宣う

本日の社説がスバラシイ。
「首相年頭会見 私たちこそ理解できぬ」
http://www.asahi.com/paper/editorial20060105.html
まあ、この論旨自体は、反靖国の連中に共通していることなのですが、次の二文がスバラシすぎ。

首相は、日本を代表する立場にある。一政治家でも一国民でもない。

いや、一国民でしょ。民主国家においては、最高責任者(最高指導者ではない)も一国民ですよ。この文章を書けるところが、朝日は民主主義を否定していることを示しているわけ。

言論人や知識人の多くが首相の参拝に反対するのは、こうした理由からだ。

ここには二点ツッコミを入れときます。まず、言論人や知識人の多くが首相の靖国参拝に賛成しているという事実は無視しているという点。それから、言論人や知識人が反対だの賛成しているからといって、その意向に首相が従う必要はありますまい。首相がもし従うとすれば、民意でしょう。究極的には、自らが選出された選挙区民の民意でしょう。で、小泉首相は「靖国に行く」と公言した上で選挙に出馬し、当選し、代議士となり、その上で、内閣総理大臣指名投票で指名されているわけですね。こういうプロセスをすっ飛ばすところが、流石は共産主義を敬愛する朝日新聞らしいですね。
すでに各所のblogさんが取り上げておられるので、これだけにしておきます。
で、その中で面白かったのは、やはり大御所・mumurブログさん。
「【朝日・靖国】 小泉首相は我々言論人・知識人の言うことを聞きなさい」
http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50307122.html
まず、mumurさんご自身のコメントが秀逸。

>「理解できない」と口をとがらせるよりも、少しは「言論人」らの意見にも耳を傾けてはどうか。
「言論人」ってのは、あれか。
中共の意を受けた工作員の隠語か

で、さらにコメント欄のこのコメントが良かった。

>これほど理解力が足りない人が、内閣総理大臣を続けていたのだろうか。
あのね、総理の「理解できない」というのは文字通りの「理解できない」じゃないでしょ(笑)
「まったくシナもチョーセンも靖国靖国騒いだってどうしようもないことがわからないのかね。馬鹿じゃねぇのか」と言いたいの我慢して「理解できない」と穏当な言い方してるだけだろうに。
それを文字どおり捉えて「理解力が足りない」だって。朝日論説陣こそ「理解力が足りない」んでしょうが。
Posted by こちらこそ驚いた at January 05, 2006 09:27

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