貴様はどこの国の新聞社じゃ!

http://www.asahi.com/paper/editorial20040805.html
読売、産経は「開催国の資格なし」と断じています。まさにその通りでしょう。読売、産経両紙、今回も正論を真っ向から述べておりました。しかし、上記の朝日新聞はやってくれました。
重慶や済南での「反日」騒動には、むろん日本の中国侵略という歴史的な背景がある。とくに重慶は、日本軍機の無差別爆撃によって膨大な数の市民が犠牲となった。日本の若者たちも、この事実を知っているかいないかで、騒動への見方が変わってくるだろう。」
あのね、日本は、東京・大阪をはじめとする国内諸都市を空襲し、広島・長崎に原爆を投下し、膨大な数の市民が犠牲にされたよ、アメリカに。でも、一般的日本人は「反米」騒動なんて起こしてないでしょ。あ、よく考えたら朝日新聞は「反米」で、反米デモに参加する人たちを応援してるなぁ。だから、重慶の「反日」騒動も理解できるわけか。
小泉首相靖国参拝尖閣問題、加えて日本人による中国での集団買春など、中国側からすれば感情をさかなでされるような出来事には事欠かない。若者に高まりつつある大国意識や江沢民時代の「愛国教育」の影響もあるだろう。」
もうな、順序が逆やっちゅうねん。江沢民時代の「愛国教育」の影響。それが原因のすべてやっちゅうねん。愛国教育の延長線上に、内政干渉(首相の靖国参拝)やら領土侵犯がある。そういうことも知らずに、集団買春などを中国でやる(無論、どこでやっても同じことだが)アホ日本人がいた、ということだろ。靖国参拝に文句を付ける外国は、中国と南北朝鮮だけ。他の諸外国は、むしろ積極的に靖国神社に表敬参拝してるくらいだ。特に各国の武官にしてみれば、当時の国家の方針がどうあれ、祖国防衛のために死んだ武人に対して敬意を持つことは当然であるからだ。また政教分離に反する、ということなら、公職にある者は神社・仏閣・教会(キリスト教であれイスラムであれ)等に参拝することはまかり通らぬ、ということになり、これは信教の自由に反することになる。つまり、政教分離の原則というのは、宗教団体がその思想・信条を実現するために、政治的な活動を行うことを禁止する、ということである。この点で行けば、公明党は明らかに政教分離に反しており、さらに共産党社民党も「マルクス・レーニン主義」「毛沢東主義」という宗教を標榜しているのだから、政教分離原則に反している。ともかく、朝日が靖国参拝を問題視するのは、中国・韓国という外圧頼みの姿勢の表れでもある。
「それだけではない。重慶のような内陸部は、発展著しい沿海部と比べてはるかに貧しい。就職先のない若者も多い。不満はなかなか政府に届かない。そんなうっぷんを「反日」に託して晴らそうとした面も小さくない。」
そんなことを容認できるかね。明らかに中国政府の無為無策によるところだろうが。不満がなかなか政府に届かないのは、中国が一党独裁体制だからだろ。民主主義国家なら、曲がりなりにも届くじゃないか。こないだの参院選の朝日の総括は「民意が小泉にNOを突きつけた」だったでしょ。これは、解釈はともかく民主主義国家だからあり得ることでしょ。民主国家の住人から見れば、おかしいのは中国の国家体制だってことは明らかなんですが。
「そうであれば、スタンドの「反日」をいたずらに過大視することは賢明ではない。むしろ考えるべきは、なぜ日本が標的として使われやすいかだ。歴史の和解に魔法のつえはないが、歴史のとげを抜くことは今日の政治家の責任である。」
何故にすべて日本の責任とするかね。あれだけされて「過大視」と言える神経を疑う。まるで、今日の中国政府報道官の発言そのまんまじゃね〜か。もしかして、原稿を先に回してもらっていたか、報道官の原稿を書いたのは朝日の記者じゃないの? なぜ日本が標的として使われやすいかは、朝日や筑紫哲也のような「中国の意見垂れ流し」マスコミ連中や、社民党とか共産党とか、今なら民主党左派とか、かつてなら野中弘務などの親中政治家が存在しているからですがな。
「中国はもはや、若者の気持ちを共産党が力で押さえ込める国ではないし、そうした変化は歓迎すべきだろう。ただ忘れてほしくないのは、あさっての決勝戦が、4年後に五輪を迎える中国の人々の度量を試す機会にもなることだ。」
力で押さえ込める国ではないって、また曖昧な書き方ですな。これね、今回の騒動に当てはめて書くと、若者が「反日」騒動を起こし、それを当局がたしなめたけど、押さえ込むことができなかった、そうした変化を歓迎しているってことですかね。朝日の姿勢からすれば、私の読み方はあながち間違いではないと思うのだけれど。すでに中国の醜態は、明らかなので、8/7だけではどうにもならんですよ。8/7にピタッとブーイングが止むようなら、それだけ当局の締め付けがきつい抑圧国家だってことですからね。で、そういう国家を擁護する朝日新聞の本心は、自由や民主主義を否定してるってことなんですよ、きっと。