野党の反応も「ノーサプライズ」だが

改造内閣、野党は「ノーサプライズだ」」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040927ia22.htm
「ワクワク感がない」(岡田民主党代表)、「つまらない、ノーサプライズ(驚き)」(福島社民党党首)」
語彙の貧困さを露呈するコメントだねぇ。そもそもワクワク感や面白さなんて内閣に必要だとは思わないんだけれども。
「岡田氏は27日、長野県軽井沢町で記者会見し、「これが今の自民党の実力だろう。国民の立場に立って改革するという期待感を持てない。(新閣僚の)記者会見で、官僚の作った方針をはみ出た人は1人もいなかった」と指摘した。」
同じ言葉を、自分たちのママゴト内閣に向かって言っても、恐らく何の違和感もあるまいて。こんなの一種のテンプレートであって、具体的な批判でも何でもない。まあ、官僚はこのテンプレートをたくさん記憶し、使いまわすことを商売としているわけで、その点、官僚出身者の面目躍如だね、ジャスコ岡田さん。
共産党の志位委員長は国会内での記者会見で、「財務相、外相、防衛長官などの顔ぶれを見ても、消費税増税改憲の布陣だ」と批判した。」
これまた判で押したようなコメント。
そういえば、読売の社会面(紙面)には「識者が名付ける小泉改造内閣」なるモノが載っておりました。その中で、強烈アホネーミングは、精神科医香山リカ氏の「世界の中心で小泉を叫ぶ内閣」。単に流行りモノにあやかっただけやんけ。アンタこそ、精神鑑定の対象なんじゃないの? 他に二つ載っていたけど、これが強烈過ぎて思い出せない。
ともかくお手並み拝見。郵政民営化も大事だし、私も賛成の立場ですが、もっと大事な問題はあります。拉致問題を含む外交。特にアジア外交は、中韓重視からASEAN諸国重視に変えていくべき。中国や朝鮮半島の国々に「ゆすり・たかり」は通用しないことをはっきりさせるべきですよ。