この人の耳には、高性能フィルターが付いているのだ、きっと

毎週火曜日のお楽しみ?の早野サンのコラムです。
http://www.asahi.com/column/hayano/ja/TKY200409280156.html
新渡戸稲造は全然本文の結論と関係ありません。
「さて、わが国の国連の常任理事国入りのことである。世界が「日本はぜひ」と推してくれるならともかく、「日本は世界2位の分担金を払っているんだ」とか「安保理に入らないと情報がとれない」とかいう理由で自ら名乗りを上げるのは、ちょっと気恥ずかしくはないかな。」
これ、中国の言い分のままというのは秘密です。
「日本国となるとアジア近隣の国々を靖国神社参拝で逆なでしたりして、とても信頼されているとはいえない。ちょっと国の徳が足りない。」
「徳」などという儒教概念まで持ってきた。早野サンの目指すところは「人治国家」なのでしょうか。ちなみに、この人の耳には、こういう「アジア近隣の国々」の言葉は届かない仕組になっているのか。
http://newsflash.nifty.com/news/ta/ta__kyodo_20040926ta007.htm
「デベネシア下院議長は常任理事国入りを目指す日本の姿勢を「正しく、十分正当化できる」と述べた。」
このフィリピンという国は、アジア近隣の国ではないの?
「もはやアナン国連事務総長が「違法」とさえ言っているのに。」
アナンさんの言うことは、すべて正しいというわけじゃないでしょうに。そもそも国連って非民主国家でも堂々とその列に加わることができるという点で、非民主国家に堂々たる発言権を与え、民主国家に脅威を与えている存在でもあるんだけれども。
「それから、常任理事国になったから仕方ないじゃないかなどと憲法改正へ悪のりして海外でひと戦できるようにしようなんて思っているわけではあるまいね。」
憲法改正が何故「悪のり」なのか。安保理常任理事国になろうがなるまいが、正当な国防議論を阻害する早野サンのような連中が言い掛かり的な解釈をするのを防ぐためにも、憲法改正は必要だな。
しかし、日本の新聞にここまで露骨に「反日」的が記事が書けるというのは、ある意味では日本が開かれた民主国家であることの証なのかもね。早野サン、貴方が一番日本人であることを享受してるですよ、きっと。