新潟地震

地震が夕方に起きて、被害の状況もわからないまま夜を迎えるというのは、さぞ不安だったことでしょう。私が体験した阪神大震災(当時21歳、神戸に住んでいた)は、早朝のことだったので、避難所の場所、被害の状況など夜が来るまでに状況はかなり把握できたんですが。阪神大震災でもそうでしたけど、今回の地震でも、商店や民家を泥棒が襲うなんていう、暴動まがいのことが一切起こっていないようで、この辺りは日本人であることの誇りを感じます。新潟の皆様、辛いでしょうけど、頑張って下さい。そして、現地で復興作業に当たる自治体、自衛隊、ボランティアの方々、よろしくお願いします。
しかし、こんな未曾有の災害を政争の道具にしようとするアホ政治家がいる。きっとこの日の日記は、各所blogで叩かれ(叩かれている、か。私も余所さんで知ったし)、消去する可能性があるので、全文保管しておいてやる。
菅直人の今日の一言
「Date: 2004-10-23 (Sat)
昨日今日と愛媛、高知の台風被災地の視察。高知では堤防が波で破壊され、20トンを超えるコンクリートの塊が住宅に飛び込み、3名が亡くなった現場を見る。9月にお遍路で歩いたところだ。波というより鉄砲水のような力で堤防や家を破壊。 それに加えて新潟で地震。あい続く天災をストップさせるには昔なら元号でも変えるところだが、今必要なのは政権交代ではないか。」
地震や台風という自然災害と誰が政権を持っているか、ということは、論理的、あるいは科学的に関連があるのか。確か菅氏は工学部出身者だと聞くが、学校で一体何を習ったのか。