眩暈がして最後まで見れなかった

昨日の報ステね。石原東京都知事がゲストだったヤツ。途中で頭がクラクラしてきて、最後まで見れませんでした。多分、誰かがテキスト起こししてくれるやろと。
で、いつもお世話になっているくっくりさんところの「ぼやきくっくり」から、要点部分のみを抜粋。
http://kukkuri.jpn.org/boyaki.html#041108
内容は上記URLでご覧頂きたく。それにしても、まあひどいのなんの。古館氏、よくわかんないけど大興奮
で、まず靖国問題、国旗・国歌問題については、石原氏の意見に私は全面的に同意。この後、別枠で教員が教育委員会の通達を守らなければならないかを述べたいと思います。で、くっくりさんのテキスト起こしになかった対中国問題の経済面の評価について、確か石原氏は次のように述べていたと記憶しています。順序とかグチャグチャですが、
「中国は貧富の差が激しく、経済構造が歪」
「中国は、チープレイバーを使って他国で生まれたものを安く作ることはできるが、モノを産み出す能力とモノを流通させる能力が全くない」
「チープレイバーは、こういう状況でも以前より高い報酬を得られるので、一応北京の政府を支持はする」
ということだったかと。これ、対中国認識としては重要だと思います。
で、くっくりさんのテキスト起こし部分からは、

        • -

古舘「アメリカ嫌いの石原さんでもアメリカ追従。日本はアメリカの出先機関でしょ」
石原「フセインというサリンガスでクルド人を殺した人間がいなくなった。が、文明の衝突になった。テロをやってる連中はイラク人以外がほとんどでしょ。治安を要求してるのはイラクの国民ですよ。自衛隊は治安をやってるわけじゃないが。テロは世界でまだまだ起こるでしょう。誰がそれを抑えるのか」
古舘「大量破壊兵器があるかどうかわからないのに、アメリカが突っ込んで行ったからこんなことになった。何でそこに日本がついていくの!?」
石原「そういう考え方もあるだろうが、私はそうは思わない。(アシスタントが「イラク自衛隊派遣を支持しない」という回答が多いアンケート結果を出す)そのフリップだってどうやって作ったか知らないけど。日本が仕切れるのか?仕切れる力を日本が持つんですか?!」
古舘「(言葉に詰まる)とりあえず力のある人が出てきて、アメリカべったりをやめないと」

        • -

石原氏の「フセインというサリンガスでクルド人を殺した人間がいなくなった」とか「テロをやってる連中はイラク人以外がほとんどでしょ。治安を要求してるのはイラクの国民」という発言内容、まさか報道人である古館氏が知らぬはずはあるまいね。古館氏の言う「力のある人」がジャスコ氏じゃなくて石原氏なのが笑えるんですけどね。石原氏もまさか自分の著書「Noと言える日本」がこういう具合に「何でもアメリカにはNoと言う」と解釈されてしまったことには、多少責任感を感じなくちゃならんのかもね。
で、石原氏の「そういう考え方もあるだろうが、私はそうは思わない」というところ。要するに石原氏は異論の存在を認めている。で、どちらも自分の意見は正しいと考えている。そういうときに、民主国家はどういう結論の出し方をするのか。日本は議会制民主主義を採用しているし、今のところ、こういう問題を国民投票で決定するという法律もない。だから、国会による採決しかありません。いくら報道機関が「世論調査」と言っても、それは法的な拘束力はないわけです。となると、法的な拘束力のある世論調査である衆院解散総選挙をやるしかない。テレ朝もイラク自衛隊派遣反対、という世論調査を国政に反映させようと思うなら、やはり衆院解散総選挙要求のキャンペーンをするべきなんじゃないですか。
もしかして、世論調査結果と総選挙の結果が異なったときが怖いんですか? 仕方ないでしょ。そうやって報道機関も淘汰されていくべき。