本心が見えとるわい

「中国前外相、A級戦犯分祀に言及 靖国問題で山崎氏に」
http://www.asahi.com/politics/update/1122/002.html
読売には載っていない記事です。朝日も「靖国」にはホント飛びつくなぁ。北京政府の前外相と、首相補佐官というだけでいわば「無役」の山崎氏の話なんだから、はっきり言って政治的影響力はほぼゼロ。それでも取り上げるところは流石は、人民日報東京支局だね。
「関係者によると、唐国務委員は、A級戦犯が合祀されている靖国神社に首相が参拝することが問題だとして「分祀すれば、問題はずっと小さくなる」と指摘した(らしい)。」
()内は私が入れました。「関係者によると」と書いてるんだから、最後は伝聞形として「らしい」と締めるのが正しい文章かと。まあ、そんなことはどうでもいいとして。この「分祀すれば、問題はずっと小さくなる」がミソですな。「問題は解決する」じゃないのだよ。「小さくなる」んだって。大きい、小さいは相対的なモノだから、要するに「靖国神社ある限り、北京政府はいちゃもん付け続けるぞ」っていう宣言ですよ、これ。
A級戦犯分祀は中曽根内閣以来、政府内で何度か検討されてきたが、遺族や靖国神社側の反対で実現していない。」
こんなことが起こったら、まさに政府による宗教弾圧ですけどね。