何回も書くけどさ

FIFAにしろ、AFCにしろ、どういう了見なんだろうね。スポーツは政治に介入しないとか、勝手なこと言ってんじゃないよ。南アのアパルトヘイトには、南アの徹底的排除をしたじゃないか。あのおかげで、南アが人種差別政策をしていることが世界に知れて、撤廃の大きな要因になったわけですよ。
人権を抑圧し、隣国だけじゃなく、世界各国から人を拉致して、挙句には隣国の大統領や航空機を狙ったテロを実行して、謝罪の一つもしていない国家を、のうのうと国際的スポーツイベントに参加させるなんて、どうかしてるんじゃないかと思う。
スポーツは政治と無関係であるべき、というのは、ナチスムッソリーニ、アルゼンチンの独裁政権が五輪、サッカーW杯を国威発揚に使おうとしたことに対するアンチテーゼであり、また政治的に対立する国であっても、その選手たちは政治の代表者ではないから、彼らに政治的非難を浴びせるな、ということであるわけ。しかし、明らかに国際政治の舞台で犯罪行為を繰り返している国家を、スポーツ大会に参加させるなんていうのは、言語道断だということですスポーツの仲間に入れて欲しければ、国際的なルールを守れと。今のFIFAAFCIOCの姿勢ってのは、暴力団(あるいはマフィアやテロリスト)を街の運動会に招待しているようなものです。あり得ないやろ、どう考えても。
その辺、世界のスポーツ界の首脳はよく考えて頂きたい。
私は、08年五輪の北京開催にも強く反対し、日本は選手団を派遣すべきではないという論の持ち主であることも、ここに明記しておきます。