本気で国防を考えなくては

「爆弾?弾頭?5個超?…北朝鮮核兵器、実態はナゾ」
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050211it01.htm

北朝鮮は10日の外務省声明を通じ、「自衛のために核兵器を製造した」と表明、核保有を公式に宣言した。

これでもう日本もいい加減な国防論をしていても意味がありません。憲法を早急に改正し、超法規的をすることなく、自主的に国防の出来る体制を整えなくてはならない。
平和憲法を掲げ、それを遵守していれば世界各国はそれになびいてくる、というサヨク社民党朝日新聞進歩的文化人大江健三郎井上ひさしら)、リベラル気取りのキャスター諸兄(筑紫哲也ら)の主張は、真っ向から覆された形になりました。当たり前のことです。日本国憲法は日本にのみ適用されるものであって、諸外国はそれに従う必要もないし、隣国が軍備を持たないことは、彼らにとって枕を高くして眠れるわけですから。
はっきり言います。北朝鮮核武装は、こうしたサヨク連中がもたらしたものであると。
対話をはかることも大事だけれど、まずは日本をまともな国にするべき。軍隊を諸外国が廃しない理由は、それが国民の生命・財産を守るという、国の根本的役割を果たすためです。日本以外の国で、軍隊廃止を訴えて選挙に当選するような政党は存在しないと思われますし、少なくともその意見が国政の方向を左右するような勢力にはならないはずです。どっちが現実としておかしいのか、よく考えるべきです。
で、各紙の社説を見てみます。まず、読売。
「[6か国協議]「北朝鮮の離間策に乗せられるな」」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20050210ig90.htm
タイトル通りです。しかし、改憲を主張する読売としては、踏み込みが甘いと言わざるを得ません。協議破綻の先を考えておく必要があると私は思う。

連携を緩めず、北朝鮮の脅しに過剰反応することなく、六か国協議の早期再開を、北朝鮮に強く促すべきだ。

私はこれを機に憲法改正を積極的に議論するべきだと考えます。過剰反応ではないでしょう。政府や立法府の人間、そしてそこに自分たちの代表を送り込む国民の義務ですよ、これは。
産経は本日付では扱わず。明日に期待。
そして朝日。
「■北朝鮮声明 -- 脅しをやめて席に着け」
http://www.asahi.com/paper/editorial20050211.html
読んでみて下さい。何だ、こりゃ?という話です。

米国がイラクを抱えたまま北朝鮮への軍事行動には出にくいということを、北朝鮮が知らないはずはない。今回の声明は、そんな米国の足元を見て、米国を北朝鮮との直接交渉に引き出そうと打った一手なのかも知れない。
6者協議についても、枠組み自体を否定はしていない。「対話と交渉で解決する原則は変わらない」とも述べている。とにかく米国から「安全の保証」を取り付けたい。声明から聞こえてくるのは、北朝鮮のそんな本音である。

何を寝ぼけたことをほざいているんだ。北朝鮮核武装を正当化してるじゃないか。北朝鮮が国際間政争の道具として核を使うことを許すということですか? 全くこの新聞は何を考えているんだろうか。よし、朝日がそうおっしゃる、お墨付きを与えるのなら、日本も核武装とまでは行かなくても、きちんと北朝鮮と戦争が出来るように国防軍を常備しようじゃないか。北朝鮮核武装OKで、日本は軍備NGというのは、論理的におかしいよな、朝日さんよ。