憲法を超越する法律を作りたいのか?

「「憲法裁判所」新設に賛否…衆院調査会」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050217ia22.htm

憲法判断を専門に行う「憲法裁判所」の新設については、「違憲か合憲かを裁判所が積極的に判断するには、今の裁判官では無理で、憲法裁判所が必要だ」(保岡興治氏=自民)、「国民の司法への信頼を築く上で、憲法裁判所を設けた方が良い」(鹿野道彦氏=民主)など積極的な意見が相次いだ。

最高裁ではあかんのですかね。鹿野氏の理由は、理由にもなっていないような気がしますが、保岡氏の「今の裁判官では無理」は納得できるかも。今の裁判官は、憲法判断をすることが前提になっていませんからね。

一方で、「(憲法裁判所は)国会の立法機能を弱体化させる」(大口善徳氏=公明)との慎重論もあった。

これは理由にもならないことを。立法も本質的に憲法の範囲内で行われるべきでしょう。憲法の枠を超えた立法を行おうと、公明党は画策してるってことですか?