興味ないって言ったのに

結局、野次馬趣味で乗っかってしまいました。興味持ってしまったんですな。
さて、24日夜のNHKのNews10を見てました。そこで、放送局への外資参入規制について、堀江社長は次のような意味の発言をしてました。
「(外資参入規制は)ナンセンス。外資が入ってきて誰が困るのか」
やっぱり、この人はそこまでだったか、と思った次第です。確か、少し前に「ディズニーが放送局を持ってもみんな困らない」とも言ってましたね。
確かにディズニーくらいなら問題ないかも知れない。でも、それは今の日本とアメリカの関係が良好だからです。今、世界で大きなお金を国外に振り向けられる国は、アメリカくらいしかないでしょう。だから、今、外資参入と言えばアメリカ資本のことであることは間違いない。
でも、それはあくまで「今」のこと。
そのアメリカ、1910〜1945年までは徹底した反日政策を取ってましたね。今や世界でも比類のないほどの親日国ですが、過去は世界で一番の反日政策を取っていた。逆もまた可なり、と考えれば、今、親日国でも何かの拍子に反日国に変わるとも限らない。
で、現に国家レベルで反日政策を行っている国があるわけですね。お隣さんです。北京政府、北朝鮮、南鮮の3カ国のことです。今のところ、この3カ国は日本の放送局を買い取れるほど余裕のある経済状態ではない。でも、国策企業体を作って日本の放送局を買い取ってくる可能性はゼロじゃありません。そうなると、そうした反日政策国家によるプロパガンダ的放送が「言論の自由」を盾に行われる可能性があるということです。放送・報道機関に対する外資規制はどの国にもあるわけですが、理由は概ねこういうことだろうと、私は推測しています。
堀江社長は、そこがわかっていない。
ナンセンス、とは便利な言葉で、相手を全否定できます。では、なぜ、ナンセンスなのかを堀江社長は説明して欲しい。とりあえず、私は上記の理由で決してナンセンスだとは思わない。だから、私が持つ危惧が杞憂であることを説明して欲しい。そこには説明しないで、ナンセンス、だけで済ませ、世の中はグローバルの時代です、とか言っても、私は納得できませんね。
よく考えてみると、テレ朝やTBSみたいに、北京政府や北朝鮮プロパガンダをかって出るような放送局もあるわけですけどね。で、よく見てみると、フジ贔屓なのが、日テレ・新潮社・読売で、ライブドア贔屓なのが、テレ朝・TBS・朝日新聞ってのも、ある意味、ごっついわかりやすい。