シナではこういう人は国外に追われるんですよ

「中国の動向−何清漣氏見解 反日デモは国家ゲーム」
http://www.sankei.co.jp/news/050509/kok009.htm

中国では一九八九年の天安門事件以降、憲法改正を経て、いかなるデモ、集会、ストも詳細を事前に当局に届け出て許可を得ることになっているが、実際には届け出も許可もない。九九年の米軍機のユーゴの中国大使館爆撃と二〇〇一年の米軍偵察機と中国軍機の接触事件の際には大規模な反米デモが起きたが、いずれも完全な政府主導だった。私は当時、深センで新聞記者をしており、共産党中央宣伝部が反米デモの命令を出し、学生らを動員し、マスコミにまで報道方法を細かく指示する様子を目撃した。

憲法を改正して、結社・集会の自由を奪うところが、人権抑圧国家・シナ共産党政府の実態をよく表していますね。当然の帰結として、デモ・集会は、すべて政府・共産党が指導したもの以外は、存在しないわけです。つまり、今回の反日デモも全く同じであるということですね。
そして、こんな事実があることもシナ共産党政府は隠蔽しているそうです。私も知らなんだ。

謝罪に関していえば、六四年に毛沢東主席が当時の日本の社会党佐々木更三、黒田寿男両氏が戦争について謝罪しようとしたのに対し、『謝る必要はない。なぜなら中国人民(共産党)は日本軍なしには権力を奪取できなかったからだ』と述べた記録がある。その歴史は今や隠されている。

そりゃ隠すよね。隠すしかないよね、言論弾圧国家としては。反日教育やってんのに、建国の父が、自らの権力奪取は日本軍のおかげだ、と言っていたのは隠すよね。これ、公表しちゃったら、現政権の正当性が揺らぐっちゅうねん。で、毛沢東の発言は、ある意味、正しい歴史認識ですな。当初、圧倒的に優勢だった国民党が日本軍と戦ってくれたお陰で、国民党は疲弊し、その後の内戦で共産党が優位に立てたわけだから。日本軍がシナ大陸に侵攻してなければ、国民党による中華民国が形成され、共産党は徹底的に弾圧されてたに違いないからね。それにしても、社会党の後継政党である社民党は、なぜこの事実を公表しないんだろうね。理由はわかり切ってるけど。

中国では共産党がすべてのマスコミや教育を支配しているのだ。日本政府は歴史認識という道義的領域で中国の主張に押されないで、逆に中国の国民の自由や人権、民主化などの拡大を強く求めるべきだ。

まさにそう思います。特に東海大葉千栄教授、民主主義を日本人に説教する前に、ご自身のお国に説教あそばされよ。
ちなみに、何清漣氏とはこのような人です。

【何清漣氏】1956年、中国湖南省生まれ、上海復旦大学の経済修士号を取得後、複数の大学で教鞭をとり、中国共産党深セン市委員会宣伝部に勤務、深セン法制報で記者をも務める。中国社会科学院の研究員を経て、98年に中国の政治と経済の特異性をあばく書、「中国現代化の落とし穴」を書き、全中国で話題となる。だが、当局から迫害され、2001年に中国を脱出して米国に渡る。現在はプリンストン大やニューヨーク市立大で研究員を務める。

日本では反政府・反体制発言をしても、迫害されたり、国外追放にあったりしませんよね。シナ共産党政府は、こういうことを堂々と行う連中だということを認識すべきですね。