日本人の傭兵っていたんですね

テレビで「オレは元傭兵」なんて言ってる日本人がいますが、半分眉唾だと思ってましたが、本当にいるんですね。
「拘束の斎藤さん、ボスニア紛争でも活動」
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050511it01.htm

その後は南米のギアナポリネシア連隊などに所属、ムルロア環礁での核実験施設解体作業などにも携わった。
 除隊直前の階級は、それまでの日本人では最高の上級曹長で、部隊での地位は小隊長クラスまで昇進していた。入隊志願者の身元調査の責任者や、入隊を希望する日本人の通訳などを担当していたという。
 フランスの外国人部隊は1831年に結成された特殊部隊で、第1次、第2次世界大戦にも投入された。1991年の湾岸戦争では多国籍軍に参加した。
 外国人兵士の契約期間は5年で、下士官、将校への道も開かれている。3年間勤務すると、フランスへの帰化申請も可能になり、契約を更新して15年間勤務すれば年金支給の資格も得られる。斎藤さんも除隊後、年金を受けていた。
 2004年3月現在、隊員は約7600人。このうち日本人は35人という。

ちょっと嫌らしい見方をすると、フランス人がやりたくないけど、フランスの国家としてせざるを得ない仕事を、高給で雇った外国人にさせている、ということもありそうな気がする。個人的には、日本が真似すべきことではないですな。しかし、35人も日本人がいるんですね。
「「まさかイラクに…」 ネット写真、家族確認 「邦人拘束」」
http://www.sankei.co.jp/news/050510/evening/11nat001.htm

イラクからの自衛隊撤退について問われると、博信さんは「政府の自主的判断でしてほしい。それが兄の生命に合致すればうれしいし、反対の場合でも政府の決定を支持します」と落ち着いた口調で話したが、「でも、無事でいてほしい」と本音ものぞかせた。父親は高齢のため横になっているという。

何で聞くねん、何で? 聞いたのは朝日か? 毎日か? 共同か? 自社の論説を補強する材料にならなくて残念でしたね。
本件については、大御所・名塚さんの「あんた何様?日記」が秀逸にまとめておられるので、紹介します。私も名塚さんと同意見です。
「斎藤氏をずっこけトリオと一緒にするなっつーの。」
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=45126&pg=20050510

イラクで拘束された誰かの弟と出来が違いすぎますね。

このコメントに座布団1枚!
ちなみに、左巻きがあっさり論理的矛盾を来たす点を、名塚さんだけじゃなく、「岩日誌」のiwamototukaさんもご指摘でした。上記産経記事を引用された上で、
http://d.hatena.ne.jp/iwamototuka/20050510#p1

「昨年四月の日本人人質事件当時、銃の所持を理由に殺された人質がいた。自分たちは丸腰の民間人だから助かったとの思いがあり、立場が違いすぎる」と話すのはイラクの学校再建などに取り組むボランティアの高遠菜穂子さん(35)。

丸腰の香田さんは殺されましたが…

香田氏をさっくり忘れてるところが、実はやっぱり自作自(以下、自己検閲削除)