交換日記の続き

foursueさん、ありがとうございます。
対応の日記はこちら。http://d.hatena.ne.jp/foursue/20050518
まず最初に謝罪から。お互いの行きがかり上ながら、多少言葉尻が汚くなっていたことをお詫び申し上げます。もともと、会社の上司にすら敬語をまともに使えない人間でありますので、ヒラにご容赦。
では、交換日記行きましょう。
1)国名の呼称について。
本質的には、foursueさんの仰るとおり、屁理屈です。で、屁理屈をそれらしく言い訳するのは、理科系の性(こういうと他の理科系は怒るよな、きっと)かなと。ただ、私が彼ら(シナと南朝鮮)に言いたいのは、貴兄らの自己美称は、貴兄らが最も嫌う「日帝」の考え方と同じだよ、ということなんです。だから、南朝鮮は、略称ではなく、正式国名で「韓国」が一番すっきりすると思う。シナに至っては、実は民主政体で13億人を配下に置くことは不可能と思われますので、現実的にはシナは各民族が独立して民主国家を持つべきだと思っていますし、近い将来、そうなると予想しています。ただ、共産党政府が恐れているのは、人口の80%以上を占める漢族の居住区域はわずか35%程度である事実だと思っています。つまり、辺境諸民族20%で現在のシナ共産党政府が支配している面積の65%を持っているという事実。彼らが民主化に踏み切れない、具体的な理由はここだと思います。
それから、もう一つ、国名について言えるのは、シナにしろ南朝鮮にしろ、漢字国名は誰に対するものか、ということです。何のことはない、日本に対してではないかと。世界の他の国には、漢字を理解する国はありませんし、曲がりなりにも儒教思想を理解できる国も、東アジアだけでしょう。要するに、日本よ、我らに跪け、という意思が出ている。それを私は軽々には受け入れられないなというわけです。
2)儒教が関係してるのかという点
うん、十分納得できる内容と思います。ただ、この一連の中で、儒教体制下にあったことを上手く利用している点は差し引けないと思うんですね。つまり、シナ人民に対して、自らの侵略行為をどう説明しているか。それは、結局、中華思想に行き着くんじゃないかと。で、極論すれば、私が薄っぺらい知識でマルクス資本論を読んだ限りにおいては、マルクス主義だの共産主義だのってのは、結局中華思想なんじゃないかと。この体制がBest of Bestである、だから人民よ、盲信せよ、という点では全く同じと私は思っています。
で、foursueさんの現実的な経済面からの分析は、正しい。そこに、さらに思想的背景を加えると、儒教的なものがドロドロ出てくる。要するに、日本には侵略だの、略奪だの、そういうことをやってもいい、という意識の背景が儒教的なものであると。四千年の歴史を持つ世界の親分が子分を懲らしめてやるのだ、とね。そうすると、人民も心地よいと。つまり、日本向けというよりも国内向けだと思います。事実、シナはアジア諸国以外の、儒教の通じない国には、こういう手法の外交を行いませんでしょ。
それから、私の書いたこの文章「私は、両国の国民の儒教意識を政治家が利用して、自らの権力基盤にしている、と考えています。」ですが、もちろん両国とは国技館のある、違う、シナと南朝鮮のことです。(あんまり面白くないボケですな・・・)日本は残念ながら?儒教国家じゃありませんので。儒教国家なら、国家元首のことを「天皇」なんて「皇」の字を使うような無礼はしてませんからね。
皇帝:帝は、束ねる、という意味。皇は、王に輝きを示す白を加えたもの。つまり、王を束ねる輝ける存在が皇帝です。やがて、皇や帝の一字で皇帝を意味するようになります。また、儒教思想では、天によって徳のあるものが皇帝に指名される、ということになっているので、皇帝と言えども、天よりは下の存在。だから、シナの皇帝は別称で天子とも言いました。ところがこともあろうに、東の海に浮かぶ日本は自らの「王」を「天皇」などと自称する、強烈極まりない野蛮人、無知蒙昧な連中だったと。
追記 5/19 11:30
消し線部を次の文章に置き換えて下さい。
「王を束ねる存在は、帝王と呼ばれるようになる。そして、その帝王は、王よりもさらに輝ける存在であることから、王に輝きを示す白を加えた「皇」が作られ、皇帝と呼ばれるようになりました。」
眠さ半分で書いてたので、少し言葉が足りませんでした。

3)英雄と英霊の違い
ここを理解してもらうには、靖国に来てもらうことも大事だけれど、靖国に来れるようにする、あるいは靖国を理解しようとしても問題ない国にシナがなってくれなくちゃどうしようもありません。私がシナ共産党政府を散々コケにしているのは、彼らが民主政体じゃないからです。彼らは民意の代表政体じゃない。だから、逆に言うと、シナには多数の「サイレント・マジョリティ」がいて、民主体制になったときには、日本を理解してくれる可能性があるんじゃないか、との希望が私にはある。SAPIOの記事は、その希望が決して幻じゃないことを示してくれたと思っています。ちなみに、南朝鮮は民主政体ですから、これはもう理解してもらうも何もないかと、諦めています。
で、ここ。

ってのはパワーゲームじゃないんでしょうか?中国共産党の政権維持という目的で靖国を批判する。その理由は中国国民にとって正統性がある。そういうことだと思いますがどうでしょうか?

シナ人民にとっての正統性や正当性はないと思います。共産党の政権維持のみが目的でしょう。つまり、政権維持の危機感にさらされた共産党上層部に、日本の進歩的文化人勢力が「ご注進」したと。もちろん、状況証拠しかありませんけどね(まあ、状況証拠はあるとも言える)。共産党の存在理由を、野蛮な略奪者・国民党を追い出した、というところから、国民党以上に残虐な日本軍を追い出した、というように変更すれば良いですよと。そのためには、6年前にA級戦犯合祀を行った靖国神社参拝を批判すればいいんです。もちろん、国内では社説やら論説やらで、援護射撃はいたしますよ。と、こういうことです。詳しいことは、ネットで調べるとたくさん出てきます。「ご注進、朝日、中国」でいろんな情報が出てくると思います。

解決の糸口は中国国民が情報に自由に触れる事だと思います。それが実現して中国国民に任せれば、共産党政権は倒れるでしょう。そうすればきっと歯がゆい思いをこれ以上しなくてすむ世の中になるでしょう。

全く同感です。シナの人たちは、不当に抑圧されているんです。そのことが、理解できていない人が結構いますね。こんな国でオリンピックはあり得ない、というのが、自称・民主主義者の私の立場です。だから、靖国参拝にシナが文句を言ってきても「それは民意じゃなかろ?」と一蹴すればよろしい、というのが私の考え方です。シナが民主政体になったとき、靖国参拝に批判する集団が政権を担った場合には、そこで初めて、胸襟を開いて話せばいい。無論、民主政体になれば、これが信教の自由の根幹にあることは、わかって頂けると思いますが、わかってない国がお隣にいたりする。困ったもんだw。
で、まさにfoursueさん、その通りです、というご意見がこちら。

ただ、中国国民が日本の首相の靖国参拝で傷ついてる直接の原因は中国共産党だという認識が俺にはあります。お前ら共産党が中国国民を幸せにしてたらこんな事にはならねえんだよです。

私が言いたいことの直球ど真ん中。なら、何で書かないのかというと、書けなかっただけw。書くだけの文章力がなかっただけです。
ちなみにね、私はシナ人民は全然傷付いていないと思う。何より、靖国神社って何?食えるの?くらい知らないと思います。知っているのは、共産党政府のユーゲント組織の構成員です。90年代初頭から行ってきた、シナ・ユーゲントが思った通りに育成できたんですが、困ったことに世界からは白い目で見られてるってのが、現状だと思います。
ま、私に孫が生まれる頃には、恐らく「中華人民共和国」はなくなっているというのが私の予想です。予想が外れても、謝罪と賠償はご勘弁下さい。

長文ってすごい事じゃなくて恥ずかしい事なんだなって実は思ってる自分がいます。次はもう少し短く簡素に書きたいです。

そんなん言わないで〜。すごくもないけど、恥ずかしいことでもない、と思うことにいたしたく候。