自爆ブーメラン政党の顛末

「民主、審議拒否継続を確認 一部の幹部から疑問も」
http://www.sankei.co.jp/news/050531/sei063.htm

民主党は31日午前の役員会で、郵政民営化関連法案再提出などの要求に政府、与党側が誠意ある対応をしない限り、衆参両院ですべての審議を拒否する戦術を継続する方針を確認した。鉢呂吉雄国対委員長は同日午前の記者会見で「事態打開の責任は与党にある」と述べた。

って息巻いていたのに、
「国会きょう正常化 改革基本法修正で歩み寄り」
http://www.sankei.co.jp/news/morning/01pol003.htm

与野党は三十一日夜の国対委員長会談で、郵政民営化関連法案をめぐって空転していた国会の打開策について協議、二日午後に小泉純一郎首相も出席して衆院予算委員会を開いて審議することなどを条件に民主、社民両党が審議に戻ることで合意した。国会は一日からすべての委員会が正常化する。

だって。ようやく世間の税金泥棒に対する目の厳しさを思い知ったか、民主党。その民主党に対し、いつも巡回させて頂いている治部少輔さんの「治部少輔の筆誅亭日乗」6/1付が、ズバっと斬って下さっていますので、ご紹介。(太字は引用者です)
http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=421727&log=20050601

結局、民主党は「政権準備政党」といいながら、政策よりも政局を重視している。国会へ出て論戦を行うよりも、対決姿勢を盛り上げたほうが、「国民にとってわかりやすく」選挙に有利になるという(人気がある(それも勘違いだろうが)という理由で、田中真紀子田中康夫を選挙応援に担ぎ出して、その度に負けるのもその延長)、有権者を舐めきった、空気の読めない戦略に支配されている民主党は、もはや社会党と全く同じ位置に堕ちたと言っても過言ではないだろう。
 昔は自分も民主党にも個々に立派な議員がいると考えていたが、もはや彼らも同罪である。労組に配慮した郵政民営化反対。教育基本法改正について日教組と連合、中韓の走狗となっての靖国反対。社会党勢力に配慮した執行部の党運営に表立って異議を唱えない民主党議員は、いかに拉致議連等で功績があったとしても、私としては評価に値しない。

お見事! 西村眞吾さん、何か発言して下さいよ。