靖国神社に行って来たよ

というわけで、11日の出張は午後から東京だったので、少し早めに出発して、靖国神社に行って来ました。写真は、かなりピンぼけしてますが、靖国神社の参道にある大村益次郎銅像です。大村は靖国神社の原点である招魂社を創った人です。明治政府初代陸軍卿。司馬遼太郎さんの小説「花神」の主人公です。私の中では、司馬作品の中で最高(「坂の上の雲」より好き)だと思っています。
ウヨクの巣窟で、軍服とか特攻服とか学ランとか着てる人がウヨウヨしてることを想像していた(嘘吐け!)んですが、都会のど真ん中に忽然と閑静な神社があっただけでした。で、すごく人が少ないのね。平日の地方神社みたいでした。思ったほど境内が広いわけでもない。ちょっと殺風景なのは、大鳥居からの参道がずっと舗装路なのね。玉砂利とか、せめて土だったら、もうちょっと涼しいのにと思いました。当日は、13日からのみたままつりの準備で、さかんに提灯の飾り付けをやっておられましたよ。ホント、普通の神社と変わらん。その提灯に「○○戦友会」「△△師団会」とかあるのは、靖国神社ならではでしょうけどね。ちなみに東京以外の方にご報告申し上げておきますと、みたままつりの広告ポスターは、関東各所のJR駅に掲示されていまして、そのポスターに写ってるのは、浴衣姿の美しい婦女子。決して、軍服姿の男性が写っているわけではございませんでした。また、出張期間中に飲みに行ったスナックのママさんは、みたままつりに行きますよ〜、とか普通に仰ってましたよ。
というわけで、私の結論。
ま、賛否両派も一度行ってみましょう。マスコミの方(特に築地界隈の方)なんか、多分8.15にしか行かないから、エライ仰々しいと思うんでしょ。何でもない平日に行ってみると良いです。これで、靖国神社軍国主義の象徴だと思えるとしたら、相当たくましい想像力をお持ちなのだと思います。