ツール・ド・フランス 第15ステージ ランス7連覇確定か?

ホントはcyclingnews.comのリンクを張りたいのですが、社内のWEB規制に引っかかるので。
昨日が最後の山頂ゴール。1級の山を4つ越えて、超級に登ってゴールという、拷問としか思えないステージ。TMOやCSCのアシストのアタックで、4つ目の1級山岳でランスを裸にすることには成功したものの、バッソウルリッヒも自分のアシストまで失ってしまっちゃってたなあ。っていうか、ヴィノクロフのアタックは意味不明すぎる。せっかくDSCのアシストがいない状況で最後の山に入ってるのに、単独でアタックする意味はないよなあ。ウルリッヒがアタックしやすい環境を作るべきだったのに。まあ、ウルリッヒにそんな余裕があったようにも見えないけど。で、バッソもこのツールを獲りに行くのなら、昨日の最後の山岳は意地でも(最後にクラックしてでも)アタックして、ランスとのタイム差を逆転しなくちゃならんかったんですけどね。途中から総合2位死守(特にウルリッヒが遅れてから)狙いになったような感じがせんでもない。
それにしても、昨日のDSCは笑いが止まらんよね。万一のためにランスのアシストを残すために逃げ集団に乗せたヒンカピーが、結局そのままステージ優勝。ランスはアシストなしでマイヨを守れた。そして、もうタイム差が付く山頂ゴールはないし、ITTはランスに勝てる選手は総合上位にいない。もう7連覇は確定でしょう。
バルベルデがリタイヤしてなかったら、もうちょっと総合争いは面白かったかな、と思ってもいます。