これはおもしろニュースか?

読売新聞の朝刊・国際面に掲載されていたニュースです。YOLには今のところ記事がない。
「韓国大統領 最大野党と連立構想 − ハンナラ党即座に拒絶 地方選控え揺さぶり?」

韓国のノムヒョン大統領(紙面はもちろん漢字)が、対立してきた最大野党ハンナラ党と自らのウリ党との「大連立構想」を打ち上げ、波紋が広がっている。

日本で言うと、小泉首相民主党に連立を呼びかけるようなモノで、あまりのバカバカしさに言葉も出ません。で、もちろん呼びかけられたハンナラ党の方々も、次のような反応。

ノ大統領は「実質的な政権交代」とまで言及して連立を呼びかけたが、ハンナラ党は「荒唐無稽だ」と一蹴。

んで、大統領閣下が意図するところは、

2006年5月に地方選を控え、ノ大統領が野党を揺さぶる意図とも見られる。

だそうですが、果たしてそうだろうか。というのも、このノムヒョン大統領、日本では土井たか子クラスの左巻きの思想を持つ人です。つまりは、最終的に目指すところは「一党独裁体制」の確立なんじゃないかと。大連立によって事実上の独裁体制を確保しようと考えているんじゃないかと、私は思ってしまいます。
ま、それでも安心なのは、南朝鮮の野党の皆様が、健全な思想をお持ちだったこと。

これに対して、ハンナラ党は「実現可能性はゼロ」と即座に拒絶し、「憲法で定められた大統領権限の委譲は憲法違反だ」とも指摘した。党内からは「失政の責任を野党に分散させようとしているのはないか」と警戒する声も出ている。これまで連立相手として秋波を送られていた民主党民主労働党も「それならハンナラ党と組めばいい」と反発した。

独裁思想を持つ人にとっては、憲法なんてどうでもいいものなんでしょうかね。まあ、日本で独裁思想を持つ人たちは、憲法のためには人命はどうでもいい、と思っているんで、日本側の人たちの方がよっぽどひどいかも知れませんが。
で、ノムたん、意味不明な捨て台詞で休暇に入られたそうです。

冷たい反応にノ大統領は「ハンナラ党のあまりにも冷たい反応は残念。私の提案を受け入れない人は政治的にも成功しないだろう」と述べ、夏休みに入ってしまった。

アンタが政治的に成功しているのか、と聞いてみたいところですw。これはおもしろニュースというカテゴリに入れるべきでしょうか。