放送の公共性確保のためにも

三木谷氏に頑張ってもらいますか。
楽天 TBS株19.09%保有に 敵対的買収も視野 TBSは徹底抗戦へ」
http://www.sankei.co.jp/news/morning/27iti001.htm

TBSに経営統合を提案している楽天は二十六日、保有するTBS株が発行済み株式の19%超に達した、と発表した。株式の追加取得を凍結するよう求めていたTBSの意向を無視し、同社が防衛ラインに設定する20%ぎりぎりまで株式を買い進めたのは、改めて経営統合の協議に応じるようTBSに圧力をかけることが狙いとみられる。これに対し、TBSの井上弘社長は「冷静に受け止めているが、威圧的に感じる」と不快感を表明、徹底抗戦の姿勢を示した。楽天は今後、TBSの防衛ラインを超えて株式取得を進める可能性が高く、敵対的TOB(株式公開買い付け)の実施も視野に入ってきた。

まあ、最初はどうでもいいかな、と思っていたんですけどね。TBSの番組って、私はほとんど見ませんし。しかし、昨日のNews23は相当ひどかったらしい。
「今夜のニュース23は「ネット右翼」特集」
http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50175994.html#comments
このコメント欄の下の方に、番組を見た方の報告があります。この特集も、結局筑紫センセイが言いたいことだけを放送した、ということのようです。
さて、TBSは放送局ですから、当然、放送法を遵守する必要があるわけですね。
http://www.houko.com/00/01/S25/132.HTM

(国内放送の放送番組の編集等)第3条の2 放送事業者は、国内放送の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
1.公安及び善良な風俗を害しないこと。
2.政治的に公平であること。
3.報道は事実をまげないですること。
4.意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。

筑紫センセイの番組は、この2と4に抵触することが多いわけなんですが、上記の産経の記事でTBSの経営陣は、こんなことをおっしゃっています。

TBSの井上社長は同日の記者会見で、「片方で一緒にやろうといって、片方では株を買うというやり方。敵対的な印象は持っていないが、三木谷さんは『北風と太陽』の童話を読んだことがないのか」と淡々とした口調で述べ、楽天の強引な手法に不信感をにじませた。

井上さんは放送法を読んだことがないのかw。放送の公共性確保のためにも、三木谷氏に人肌脱いで頂きましょうかね。