やっぱりジャスコはジャスコw

しばらく顔を見ないと思ってた。で、見たと思ったら、変わってなかったw。
A級戦犯 「国内法で犯罪人ではない」 民主「口頭試問」 安倍・麻生氏見解」
http://www.sankei.co.jp/news/morning/15pol002.htm

先の戦争は自衛戦争だったのか、戦争責任は誰にあるのか−。そんな議論が十四日の衆院予算委員会で、安倍晋三官房長官麻生太郎外相のポスト小泉候補二人と岡田克也民主党前代表の間で交わされた。質問に立った岡田氏は、「A級戦犯」を「戦争犯罪人」とした極東国際軍事裁判東京裁判)の有効性を主張したが、安倍、麻生両氏はそろって、「国内法では、A級戦犯は犯罪人ではない」との見解を示した。
岡田氏はまず、先の大戦について「自存自衛のための戦争でやむを得なかったとの見方があるが」と麻生氏にただした。麻生氏は平成七年の村山談話や昨年四月の小泉純一郎首相のスピーチに触れながら「自衛の戦争だと申し上げたことはない」と否定した。
しかし、質問が東京裁判の有効性とそこで断罪されたA級戦犯に及ぶと議論は白熱。「A級戦犯は国内法で裁かれたわけではない」と答弁する両氏に対し、岡田氏は「東京裁判は国内法を超越する超法規的というか、それに上位する概念だ」と反論。東京裁判国際法上の有効性に疑念をにじませる二人との基本的な認識の違いが浮き彫りになった。
A級戦犯についても麻生氏が戦後、勲一等を受章した重光葵元外相もA級戦犯だったと指摘。安倍氏も国会決議を経て「国民の圧倒的な支持のもとに」連合国との折衝の結果、A級戦犯らが釈放されたことを説明したが、岡田氏は納得しなかった。
さらに、岡田氏が「日本国として、東京裁判を受諾している以上、そのことに拘束されるのは当然だ」と主張すると、安倍氏は、ため息をついて「岡田先生は何かまるでGHQ(連合国軍総司令部)側に立っておっしゃっているように聞こえる」と答弁していた。

寝ぼけ眼で新聞を読んでましたが、この記事を見て目が覚めました。えっと、普通に面白いです。
まず、ジャスコ岡田に一言。
国会議員として、この問題を扱うのであれば、過去の議事録をよく読んでから出てくるように。恐らく、議事録も読んだことがないでしょうし、またサンフランシスコ講和条約の内容も全く知らないんでしょう。アンタ、立法府というルール作成が最大にして唯一のお仕事をしているんだから、それくらい勉強してるのが普通じゃないですかね。
それから、東京裁判は「超法規的」存在って、おい。そんな論理、初耳だし、もしそれを受け入れたら、なおさら東京裁判の正当性ってなくなるんだけどね。
ということで、東京裁判ってどんな裁判なの?って話は、最近、「陽光燦爛的日子 a diary of worldwalker」さんがいいエントリを起こして下さっていますので、ご紹介。
「パール判事」
http://ameblo.jp/worldwalker2/entry-10009073934.html

パール判事は、この裁判が最初から日本を侵略国と決め付けていることに不快感を示した。そしてこの裁判の本質は連合国側の政治目的を達成するために設置されたに過ぎず、日本の敗戦を被告達の侵略行為によるものと裁く事によって、日本大衆を心理的に支配しようとしていると批判した。さらに、検察側の掲げる日本の侵略行為の傍証を、歴史の偽造だとまで断言した。かつて欧米諸国がアジア諸国に対して行った行為こそ、まさに侵略そのものであると訴え、全被告を無罪だと主張した。

「いまや英・米・仏・独など世界の法学者の間で、東京とニュルンベルクの軍事裁判が、果して正当か否かという激しい論争や反省が展開されている。げんに英国法曹界の長老ロード・ハンキーは<パール判事の無罪論こそ正論である>として『戦犯裁判の錯誤』と題する著書まで出版している。しかるに直接の被害国であり、げんに同胞が戦犯として牢獄に苦悶している日本においてこの重大な国際問題のソッポに向いているのはどうしたことか。なぜ進んでこの論争に加わらないのか。なぜ堂々と国際正義を樹立しようとしないのか・・・」

引用元はこちらだそうです↓。
http://www.asahi-net.or.jp/~un3k-mn/0815-pal.htm
「しかるに直接の被害国であり、げんに同胞が戦犯として牢獄に苦悶している日本においてこの重大な国際問題のソッポに向いているのはどうしたことか。」どころか、国会議員でかつ以前は第二党の党首まで務めた人が、未だに「A級戦犯」とか言ってるんですから、困ったものです。