ダライ・ラマの中東歴訪ですが

まず、産経新聞から。
ダライ・ラマが中東訪問」
http://www.sankei.co.jp/news/060215/kok091.htm

チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ十四世は15日、イスラエルに到着した。
5日間の滞在期間中、同国やパレスチナ自治区で講演し、ヨルダン川西岸の自治区ベツレヘムでは、非暴力による対イスラエル抵抗運動を唱えるパレスチナの人権団体と会合を行う予定。イスラエル政府高官との会談は予定されていない。
イスラエル放送によると、在イスラエル中国大使館は、今回の訪問についてイスラエル外務省に抗議した。

さて、この記事、他紙のWEB版では毎日が書いていました。
ダライ・ラマ14世:イスラエルに到着 中国大使館は抗議」
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20060216k0000m030107000c.html
産経・毎日は同じ文面の記事で、共同通信による配信記事をそのまま掲載しただけではありますけれどね。
朝日にはわざわざ「中東・アフリカ」とういカテゴリがありながら、掲載していません。また、読売も「国際」カテゴリに記事なし。日経も「アジア・他」に記事がありませんでした。
朝日や日経が扱わないのはよくわかる。シナ共産党政府にとって都合の悪いこと(ダライ・ラマが世界で活動していることは、チベットの現実を知られることになるので困る)は報道しないという姿勢ですね。これに読売まで参加し始めているようです。ナベツネ、若かりし頃の共産党員時代に戻ってるのかな?
それに比べると、産経の姿勢は相変わらずとしても、毎日が伝えていることは評価してもいいと思います。毎日は、結果として左右両論が出てくる面白い新聞社で、今後もチェックしてみようと思います。