福田さん、分析が甘過ぎ

「ソウルで福田氏「日中韓の連携必要」」
http://www.asahi.com/politics/update/0317/008.html

韓国訪問中の福田康夫官房長官は17日、ソウルで開かれた日韓・韓日協力委員会の合同総会で講演し、「アジア共同体構想」について「主導的役割をどこがとるかは難しいが、少なくとも日本、韓国、中国の連携は必要だ」と述べ、3国間の関係改善が不可欠だとの考えを強調した。アジア外交の立て直しで積極的な発言をし始めた福田氏の動きは、今秋の自民党総裁選に向けて党内の駆け引きに微妙な影響を与えそうだ。
福田氏は「韓国内には、日韓協力を議論する段階にはないとの指摘がある。同感する部分もあるが、それでも関係改善を進めていかなくてはならない」と述べた。一方で、「昨年来、歴史認識を巡り、日韓関係は政治的には膠着(こうちゃく)状態にある。互いに悪いイメージが増殖し、若い世代で互いへの関心が非常に減っている」との懸念を示した。

正直なところ、シナ大陸政権と連携が必要だという理由がよくわかりません。日露戦争第二次世界大戦の頃とは違って、すでに朝鮮半島やシナ大陸北東部が日本にとっての軍事的な生命線であるような時期ではありません。それよりも、シナ大陸政権が日本に敵意を剥き出しにしているという点で、連携も減ったくれもないと思うわけです。そもそも、シナ共産党政府にしろ南朝鮮政府にしろ、自分たちの政権基盤や周辺国からの軍事的圧迫がなくなってきたら、今度は自国民の統制が上手くできなくなってきた。だから、一昔前なら外征をするところなんでしょうが、それも今のご時世できないので、盛んに反日をやっているというだけのことです。靖国問題は日本にとってはそもそも問題ですらないわけですが、実際のところはシナ大陸政権にとっての内政問題でもあります。だから、靖国のことでシナ共産党政府や南朝鮮政府がゴチャゴチャ言ってきたら、「日本としてはあなた方の国に内政干渉はしませんので」と申し上げてもよいかも知れません。
それにしても、福田氏も分析が甘い。

昨年来、歴史認識を巡り、日韓関係は政治的には膠着(こうちゃく)状態にある。互いに悪いイメージが増殖し、若い世代で互いへの関心が非常に減っている

っていうのは、全くの間違いですね。互いに悪いイメージが増殖しているのは事実だと思いますが、関心は逆に高まっているんですけどね。それに、南朝鮮の人たちは、何かと日本が「お好き」なようですよ。せっかく、訪韓されてるんだから、現地の新聞、テレビなんかもご覧になってくればいいのに。