阪急の壮大な陰謀だったんだよ

阪急は、かつて阪神よりももっと高レベルのチームを持っていました。しかし、巨人万歳、セリーグ万歳の風潮に勝てず、球団を手放した経緯があります。そして、気が付けば、当時弱小極まりなかったら、ボンクラ球団だった阪神がいつの間にか、巨人に取って代わってきた。
そこで阪急は考えた。何とかして、阪神からタイガースを奪ってやろうと。しかし、露骨にそれをするわけにはいかない。世間の批判をかわす方法として、阪急が白羽の矢を立てたのが、村上ファンドだった。なんて、個人的にはそんなストーリーでも面白いと思います。
「阪急、阪神株930円でTOB 村上氏売却なら540億円」
http://www.sankei.co.jp/news/morning/30iti001.htm

村上世彰氏率いる投資ファンド村上ファンド)が保有する阪神電気鉄道株式の取得を目指す阪急ホールディングス(HD)は二十九日、臨時取締役会を開き、阪神株を一株九三〇円で公開買い付け(TOB)すると決めた。村上ファンドとの交渉は継続しており、買い取り価格で合意を得ないままTOBに突入する。村上ファンド側に歩み寄りの気配があり、TOB成功の可能性があると判断した。実現すれば戦後初の大手私鉄同士の統合となる。

ま、勝手にやってろって感じですけどね。阪急にも阪神にも世話にならない身としては、どうでもいいですわ。