オーストラリアは今後最大の壁

えっと、昨日の夜の話で、かなり出遅れているんで、試合の感想とかはなし。
で、この敗戦は、単にW杯の一敗では済まないんですよ。
実は、次回のW杯予選から、豪州はアジア・オセアニア地区に入ります。つまり、昨日戦った相手と、日本は予選を戦う必要がある。しかも、すでにイランがメキシコに1-3で敗れているように、アジア枠は恐らく4枠のまま。今は、イラン、サウジ、南朝鮮、日本と定常化していたところに、豪州とNZが入ってくる。NZはともかくとして、豪州は大変危険な存在です。もし、この後、決勝トーナメントに進むことになったら、それこそ脅威です。何故かというと、今、豪州は国内リーグの黎明期にある。これがきっかけで、豪州の国内リーグが活気付く可能性があるからです。現在の豪州代表は、豪州国籍を持つ海外組の寄せ集めでした。つまり、現在が偶然強かった。それが、今後も継続して強豪になってくる可能性があるということなんですね。そのためにも、プロリーグ先駆者として、日本は叩いておく必要があったんですけどね。
ま、それは先のこと。ともかく次のクロアチア戦に勝って、ブラジルと引き分けて勝ち点4としないことには、予選突破も何もありません。そのためには、クロアチアがブラジルに負けて豪州に勝つ。豪州がブラジルとクロアチアに連敗する、というシナリオじゃないといかんのですけれど。
追記1:勝ち点並びは、ブラジルの「手心」の疑いをかけられる可能性があるので、望ましいシナリオではないよなぁ。日豪が1勝1敗で並び、クロアチアが2敗の状況で最終戦が望ましい展開。クロアチアにも勝利によって予選突破の可能性があり、日本はブラジルと引き分け狙いの全員守備試合をしても、文句は言われない。めちゃくちゃ引いて守る日本に、ブラジルが決勝トーナメントを見込んで激しいアタックをしてこなくても、文句の出にくい展開でもある。ただ、ここでブラジルがメンバーを落としてくると、彼らはアピールの場と思ってくる可能性もある。う〜ん、やっぱり負けはいかんなぁ。
追記2:そういえば、オーストラリアってウルグアイプレーオフで破って本戦出場してるんですよね。それを考えると、1-3の敗戦もある意味では当然かな。