変てこなお話

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実は似たようなことは学生時代にやってたんですけどね。
「1文字5円、卒論に代行業者…大学は「見つけたら除籍」」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070818i111.htm
まあ、卒論は知りませんが、日々のレポート程度なら、学生時代、よく代行はやってましたからね。そういう経験があって、しかもプロの物書きにでもなってる人がいたら、思い付きそうな商売ではあります。
しかしね、問題は、それを見抜けない大学教官じゃないんですかね。普段から、学生が書くレポートとか、あるいはゼミとかの発言を聞いてたら、だいたいわかりそうなものなんだけれども。
で、まあ、ここが我々理系的には安堵するところで。

法律関係が依頼の半分近くを占め、文学、経済関係も多い。理系では物理や化学は皆無で、情報科学の依頼が数件ある程度。

実験屋としては、頼みようがないですもん。
と、ここまで書いてみて思うことなんだけれども、こういう風潮を一気に打破するよい方法があるんですよ。
就職活動の時期を、1月以降にしか認めない、とするんです。会社側が学生に対し「卒業論文(もしくは修士論文や博士論文)を持って来て下さい」と要求するんです。何を勉強してきたか、どういう考え方をしているのか。そういうことは、とりあえず論文を見れば分かります。面接偏重ではなく、きちんと学校で勉強してきたことを評価してやる。それが、実は本当の意味での産学連携だと私は考えます。
今は会社側も、論文を考課対象にしていないし、学校側も(特に文系?)では論文指導をろくにしていないわけです。ある意味じゃ、これ学校側がサボってるってことではある。だけど、そういう学校からもホイホイと学生を採用する会社も問題ですわな。きちんと、論文を書かせた上で、その内容と合わせて評価すれば、こんなこと問題にならないはずなんですけどね。
ま、私はすでに大学も大学院も卒業した上、博士号も形だけだと持ってますんで、こんなことどうでもいいんですがね。
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まあ、誤報だったら笑って済む話だとは思うんですが。
「中国、太平洋の東西分割提案か 米軍は拒否」
http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070820/usa070820001.htm

17日付の米紙ワシントン・タイムズは、キーティング米太平洋軍司令官が最近訪中して中国軍事当局者と会談した際、中国側が、太平洋を東西に分割し東側を米国、西側を中国が管理することを提案したと報じた。米側は拒否したという。提案の詳細には触れていない。
米太平洋空軍のへスター司令官は「空間を誰にも譲らないのが、われわれの方針だ」と記者団に述べ、西太平洋地域を米軍の影響下に置く必要性を強調した。
米政府内の親中派の間では提案に前向きな受け止めもあったが、国防当局は西太平洋の覇権を中国に譲り渡す「大きな過ち」だと主張。日本などアジアの同盟国との関係を台無しにしかねないとして断ったという。

まず、最初の太字部分。あのさ、もうね、何て言えばいいのか・・・。今どき、トルデシリャス条約かよ!と突っ込みたくなるところです。500年前ですよ。全く、シナ大帝国ってのはあれですな、何かとスケールがでかいんだけど、時代遅れのレベルもスケールが違いすぎます。
まあ、シナ大帝国にとっては、日本は軍事上においても、経済上においても、邪魔な場所にあることは事実。特に、人民を食わせなくちゃならないシナにとっては、太平洋は魚の宝庫で、食い物の宝箱だと思ってるんでしょうな。しかし、シナが大陸でやってることを考えると、シナ帝国が太平洋を「管理」したら、どんだけ悲惨なことになることやら。軍事上云々よりも、地球環境の問題からも私は拒絶しますな。
後半の太字部分。アメリカにもこれほどのバカがいるってことです。親米、親中、どっちもほどほどにしましょうねってことでしょうな。
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