民主党ウォッチ

http://mindan.org/sidemenu/sm_sansei_view.php?newsid=3185&subpage=32
こういう人と
http://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi?page=2
こういう人とが同じ政党に同居できるとはね。まあ、以前の自民党も似たようなもんだけど、そういう意味では民主党は過去の自民党みたいになるかも知れないですね。で、こうしてみると西村眞悟氏は、最終的な結論としては正論なのだけれど、この人もかなり観念主義者っぽくて、若干ついていけない。要するに、民主党は方向はともあれ観念主義者集団なんですかな。
上記URLの中で、西村眞悟氏の司馬遼太郎批判が出ているのですが、司馬さんは乃木将軍は「軍人として無能」であることを強調しているわけで、何も乃木さんが「人間として無能」であることなどは書いてないわけですよ。乃木軍が多大な犠牲を払って旅順を陥落させ、結果日露戦という祖国防衛戦争で負けなかった(勝ってない。負けなかっただけ。日露戦の事実認識としてそれが重要)。しかし、旅順攻防戦では「旅順艦隊の無力化」が最大目的であって「旅順要塞の陥落」はその手法の一つだったわけで、結果、小説内では児玉源太郎によるとされる、二〇三高地越えの艦隊砲撃で旅順艦隊を無力化し、最大目的を達成している。乃木軍の失敗は、目的と手段の混同にある、というのが小説「坂の上の雲」における旅順攻防戦のテーマです。この小説を読んで、司馬遼太郎は祖国の英霊を冒涜している、と読むのはよほど濃いフィルターがかかっているとしか思えない。司馬さんが昭和を書かなかったのは、司馬さんは作家だからでしょう。歴史学者じゃなくて、歴史を題材にした小説を書く人だったから。司馬遼太郎歴史学者だと勝手に思いこむからこそ、こういう批判ができるんでしょうな。
で、菅直人
http://www.sankei.co.jp/news/040715/sei052.htm
どこに向かおうとしてるんだか。