早野サンも松山千春もバカなんだね

http://www.asahi.com/column/hayano/ja/TKY200409070151.html
郵政民営化と生活感の落差」との題目が、今週の早野サン。内容もボケまくりで、どうしようもない。郵政民営化の是非はともかく(私は賛成の立場です)として、こういう現状の不認識はどうにかならないか。
「7月の参院選で、北海道選挙区で立候補した鈴木宗男氏の応援をした歌手の松山千春さんが札幌でこんな演説をしていた。(段落)「札幌はいいさ、でもおれたちが育った足寄で郵便局がなくなったら、雪に埋もれて町の目印がなくなっちゃうんだ。同級生がそこから20キロも奥で牛飼っている。郵政民営化したらお前のとこ、はがきが50円じゃこないぞ、3000円ぐらいになるかもしれないよなんて言ってるんだよ」 (段落)道東の足寄町は鈴木氏と松山さんが育った町。北海道は道路はいらない、郵便局もいらないってことかい、北風の寒さは小泉さんにはわからないだろう、小泉さんには生活感がないもの……。苦境の鈴木氏を助けようと松山さんの演説は高揚した。」
http://www.kuronekoyamato.co.jp/mail/mail.html
現在、こういうモノがある。80円でA4サイズの文書が送れる仕組みをヤマト運輸が実施している。もちろん、内容は信書でないことが規定されてますけどね。実情から見て、手紙、十分送れますよ(やったことあるから。しかも自宅まで取りに来てくれるし)。足寄町はド田舎の典型のように書いてますが、私はネットオークションを通じて、足寄町の方に商品をヤマト運輸で送付したこともあります。本州内より値段は高かったけど、それでも発送翌日に到着してる。少なくとも、物流に関しては、都会より不備がある、とは思えない。要するに、民間業者であるヤマト運輸は、すでに「手紙に準じるモノ」を80円で配達するサービスを実現しているんだから、もし郵便ハガキが3000円になったら、ヤマト運輸を使えばいいし、一般業者が信書を扱えるように(すでに体勢としては出来上がってるんだから)法改正すれば良いだけで、そう主張されればいいのに。
首相のような坊ちゃん育ちには、確かに生活感がないかも知れない。でも、早野サンや松山千春には生活「勘」がないんだな、きっと。