台湾関係数本

ついに中国が謝罪したようです。日本も「今度入ってきたら、沈めますから」くらいのことは言ったのか? まあいいや。事前に中国から怪しい潜水艦が来るぞって、台湾から情報をもらっていたんですけどね。ウソも休み休み言いたまえ、北京政府。
で、東アジアでただ一つ、信用できる国である台湾に関するニュースを。
「与党勝利なら「台湾」名義で国連復帰へ 陳総統
http://www.sankei.co.jp/news/041115/kok115.htm
「バヌアツが台湾との外交関係樹立を承認 」
http://www.sankei.co.jp/news/041115/kok118.htm
頑張れ、台湾! 日本は中国へのODA廃止分の幾ばくかをバヌアツへ回しましょう。現実的には、北京政府が国連の常任理事国である以上、台湾の国連加盟は難しいと思いますが、こうして国際社会に問題提起する姿勢は、日本の事なかれ主義より素晴らしい。日本も見習うべしです。
しかし、北京政府は、こんな談話を。
「「1つの中国」認めた場合のみ対話と中国側 台湾総統に圧力」
http://www.sankei.co.jp/news/041115/kok117.htm
こうして「圧力」をかければかけるほど、台湾国民は結束するんですけどね。こうした台湾人によって民主的に選ばれた国家元首の発言に対して、北京政府はこんなことを。
「国務院(政府)台湾事務弁公室の王在希副主任は「台湾当局が挑発を続けており、武力衝突の圧力が高まっている」と警告した。」
台湾の民意を武力制圧してやる、だそうです。日本も本気で北京との友好関係を維持すべきか考えなくちゃならんね。そのためには、憲法9条を改正して、自衛隊憲法上に存在を明記し、集団的自衛権も認めなくては。でないと、非民主主義の独裁国家(北京政府)と民主国家(台湾)が戦争になったとき、民主主義を守れないってことになりますぜ。護憲派の御仁は、民主主義を心から愛しているはずですが、憲法9条の制約で、日本は民主主義の仲間を助けることもできないんです。これでいいの?