早明戦で見逃した(というか・・・)

昨日の「たかじんのそこまで言って委員会」。井沢元彦金美齢という、私が大ファンの両氏がパネラーだったにも関わらず、早明戦が始まるまでの30分すら見ませんでした。というのも、パネラーに捨民党党首の福島瑞穂が出ていたから。で、恐らくポイントは、いつものユウコさんの「ユウコの憂国日記」にUPされるだろうから、不快な顔を見る必要はないな、ということで。で、案の定、こちら↓。
http://dklog.jp/u/yuuko999/#0001036737
えっと、福島瑞穂の電波発言が全く記載されていませんでした。理由は、こういうことだそうです。
核武装の話題では、福島瑞穂がやはりと言うか何と言うか、理想ばかり語って浮く形になってますた。あまりにバカバカしいので発言メモしてませんが、福島は人の発言の合間合間で反論してますた。」
あはははは。なるほど、これはわかりやすい。そういうこってすか。核武装云々については、私は多少卑怯な人間で「使えない兵器を持っていてもしゃあない」という立場で、かつ「持ってるところで、信用できる国と仲良くしておく」という立場です。で、アメリカやイギリスは信頼に足る国なので、そこと同盟関係を維持して、米英の核抑止力に頼ろうというのが私の考えです。まあ、現状の日米安保に基本的に賛成という立場とご理解頂ければ。んで、井沢氏のこの発言が重要なんですが、
憲法9条を守りたい、が、攻められたらどうするんだ?と言ったら、攻めてくる国はない、と。北朝鮮はいい国です、と、言わざるをえない。」
この「言わざるをえない」という点がすごく重要。不可侵条約を結んでいても、それを無視して侵攻してくる国(日本が被害者になったという歴史で言えば、1945年8月8日のソ連侵攻)があるわけで、条約だって最終的には役に立たないことを歴史が証明している。だから、私は護憲派・平和主義者の連中を「歴史を知らない連中」と言ってるんです。こんなの、歴史学専攻じゃなくて、教科書の年表見たくらいでも理解できますよ。
で、「もうええやろ」というテーマで、金美齢さんが挙げた「実りのない自分探しの旅」。金さんは
「本当の自分を見つけたい、探したいと若者が旅に出る。が、本当の自分は自分の中にある。青い鳥の話。自分はすでにここにある。マスコミの論調悪い。香田青年の話は教訓になる。彼はいろんなことをしながら、イラクに行った。人質になった時に、日本に帰りたいと。が、その時はもう遅かった。努力・責任感・危機管理が必要。日本にいる感覚で外に行くのは危険。日本にずっといると、よその危なさがわからない」
とご発言。全く賛同いたします。そんなに自分が探したいんなら、まずは禅寺にでも行ってみろ。で、面壁九年でもやってみたらどうかと思う。私なんて、別に探さなくたって、ここにいる。今、キーボードをコチコチ叩いている手が見えている。私の考えなんか、特に社会問題に対する考え方なんて、自分のオリジナルでも何でもなくて、今まで読んだ本、学校で受けた教育なりを自分なりに解釈してるだけ。下世話な話、電車の中でウンコしたくてどうにもならないときなんか、頭の中の自分探しもへったくれもない。だけれども、そのときこそ自分という存在が実感できるわけですよ。だって、ウンコしたいっていうのは、他人に伝染しないからね(雰囲気では伝わるかも知れないけど)。今、強烈にウンコしたいのは他ならぬ自分であるわけで、それこそ自分を実感できるんだけどね。
で、引用順不同になるけれど、
「ざこば
「福島さん、みんなの意見聞いてて、ああ、わからんことはないなと思わへんの?とにかく反対せなあかん立場なわけ?気の毒やな〜」(会場爆笑)」
これが恐らく一般の皆さんの視点だと思いますわ。さすがざこば師匠。しかし、ざこば師匠の師匠の米朝さんは、福島瑞穂のシンパなんだよねぇ。