高校サッカーから見た日本スポーツの問題点

一言で言えば、凡戦。以上です。延長戦に入ってからの、ロングボールの放り込み合戦には辟易。
で、これも結局、トーナメント制の弊害なんですな。一回負けたらオシマイ、という大会なので「負けない」ことが最優先になってしまう。これは高校サッカーだけじゃなくて、日本国内のすべての高校スポーツに当てはまることですが。
例えば、高校サッカーを例に出すとすれば、高校総体は百歩譲って都道府県代表によるトーナメント制でいい。でも、選手権は地区代表制にして出場校を10校くらいに絞る。そして、10校による総当り戦をしてチャンピオンを決める。そうすれば、1敗でオシマイじゃないので、負けないことよりも勝つことを重きに置いたプレーができるんじゃないかと思います。選手権がテレビ局の都合でそんなことができない、というなら、ユース選手権を完全リーグ戦にすればいいんですけどね。
どっちにしても、高校スポーツレベルでリーグ戦を導入すべきです。負けた後、どう立て直すか、ということを教える題材としても意味があると思いますよ。