普通の国へ着々と

日本もようやく普通の国になろうとしているようです。
「「真摯に学習」「愛国心」明記…教育基本法改正原案」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050113it01.htm

愛国心」の扱いをめぐっては、公明党が「国を大切にする」との表現を求め、「国を愛する」を主張する自民党と調整が続いている。政府は、現在の小学生の学習指導要領に「国を愛する心情を育てる」と明記されていることなどから、「愛する」が望ましいと判断している。

左右どちらの思想の方も、自分の国を愛するがゆえに(日本をよりよくしたいという思いの上で)議論をされていることと思います。だから、当然盛り込まれて然るべき。無論、愛される国を運営できるように、大人もしっかりしなくちゃいけませんね。ま、教育基本法ってのは、子供たちのためというよりは、大人、特に教職員へのルールですから、この基本法が施行された暁には、きちんとルールを守りましょう。ルールを守れない大人が一番目立つところが、教職員ってのじゃあかんですからね。
それから、
「ミサイル迎撃、緊急発進と同様に閣議経ず指揮官判断へ」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050113i101.htm

政府は12日、日本に向けて発射された弾道ミサイルを迎撃ミサイルで撃ち落とすための手続きを定める法整備について、外部からの武力攻撃に対処する防衛出動を発令するのではなく、領空侵犯の際に防衛長官が航空自衛隊に命じる緊急発進(スクランブル)と同様の「弾道ミサイル対処措置」(仮称)を自衛隊法に新設する方向で最終調整に入った。

まあ、普通に考えてみれば、当然ですね。警察官が現行犯を見つけたというのに、逮捕していいかをイチイチ閣議決定しませんからね。