言論の自由を主張してるくせに

結局、言論弾圧をするわけです。
朝日新聞週刊新潮の広告掲載拒否…NHK巡る記事で」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050120i503.htm

朝日新聞社広報部は「広告内容が虚偽で、かつ朝日新聞を意図的に誹謗(ひぼう)中傷する文言だったため、本社の広告掲載基準に照らし、掲載を見合わせた」と話している。

太字部分は引用者ですが、この基準を公開して頂きたく。
で、週刊新潮は立ち読みしました。ネットで語られている事実以上が掲載されていたわけじゃありませんので、ネットジャンキーには新鮮さはなかった(というか、新潮の記事は2ちゃんねるとかblogをまとめたものかも)んですが、小林よしのり氏のインタビューが掲載されていたところは良かった。本田記者と実際に対峙したことのある人のインタビューが実名で出たことで、朝日はますます本田記者の記事の根拠を示すべきですな。
ちなみに、今朝は家を出るのが少し遅かった(俗に言う寝坊)ので「おはよう朝日です」(ABC放送)を少しだけ見てきた。そこで、芸能レポーター井上公造
「2時間のインタビューはメモだけでは、その後に記事にできない。普通ならテープに録音しているはずで、それを公開すれば問題の片はつく」
という意味の発言をしてました。まあ、井上の発言は朝日擁護側に立ってのものだろうと思いますが、ある意味で井上は空気が読めてないw。朝日はそれができないわけ。というか、本田記者のやり口として、テープ録音していない可能性も高い。テープ録音していれば、こうして「偏向」「捏造」の証を自ら持っていることになるわけで、そんなことをするほど本田記者が「マヌケ」だとは思えませんがね。だから朝日は、こんなことが言えるわけですよ。
「「朝日、論点のすり替え」NHKが抗議に再反論」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050120i512.htm

また、NHKが20日午後7時からのニュース番組で「朝日新聞虚偽報道問題」と画面で表現したことに対して、「事実に反する一方的なレッテル張り」と反論、訂正を求めるとともに法的措置も検討するという内容の抗議文も送った。

裁判になったとき、証拠のテープがあれば嘘吐きはどちらかすぐにわかる。ところが、朝日の手元にそれはもともとない。だから、朝日から「法的措置」を口に出来るわけですね。
で、嬉しそうな朝日はこんな記事を配信し、勝ち誇ってますが。
朝日新聞報道「虚偽」と表示 NHK、本社抗議後、削る」
http://www.asahi.com/national/update/0120/038.html

NHKは本社の抗議の後、同夜10時からのニュースで、テロップから「虚偽」の文言を削った。

わははは。見たか、ワシの抗議が正しいことの証明じゃ!
とでも言いたげですが、裁判沙汰になろうとしてるこの問題から考えると、NHKは「受けて立ちまっせ」という宣言でしょうよ。朝日は「虚偽ではない」と主張したから、削除したんだけど、やっぱり「虚偽」でした。朝日は事実ではないことを強要する、言論統制主義の報道機関だってことになるわけですけどね。
ちなみに、面白かったのはやはりgoriさんところ。
朝日新聞はどの面下げて表現の自由を主張する?」
http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/000438.html

しかしさぁ、朝日新聞は自分が正しくてまるで松尾元放送総局長を嘘吐きが如く書いてるが、この様子ってそのまま論理クイズになるよな
[クイズ朝日新聞!]
朝日新聞は松尾さんに取材をして或る記事を書いたところ、松尾さんはそんな事は言っていないと怒り出しました。松尾さんと朝日新聞、どっちが嘘吐きなのかは分かりません。さて朝日新聞の記事は信用できる記事でしょうか?
[答え]
朝日新聞が嘘吐きの場合は、松尾さんが言ってないことを記事にしているので朝日新聞の記事は信用できない。松尾さんが嘘吐きの場合は、嘘吐きの人の言ってる事をそのまま記事にしているので朝日新聞の記事は信用できない。だから朝日新聞の記事は信用出来ない。

ひ〜、笑いすぎて、腹痛い・・・。