なりふり構わずとはこういうことか

「万博期間ビザ、「台湾免除」に中国が抗議」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050124it01.htm

台湾からの観光客に対する査証(ビザ)発給を「愛・地球博」(愛知万博、3月25日?9月25日)期間中に限って免除する議員立法の国会提出が、中国政府の抗議でずれ込んでいることが23日、明らかになった。

何なんでしょうか、北京政府は。北京政府のモノの考え方(自由を認めない)を日本に押し付ける気か。議員立法ということは、日本国民の発意ですが、それに抗議するとは、なかなか横暴じゃありませんか。いつから北京政府は日本国民を支配してるつもりかね。

抗議の内容は「中国には査証発給を義務づけ、台湾は免除という格差は納得できない」というもの。

まあ、言いたいことはここなんだろうけどさ。理由にもっと論理性が欲しいよね。くやし〜っていう感情ではねぇ。

ただ、与党としては、台湾からの観光客は韓国に次いで多く、不法滞在の割合も低いことから、台湾観光客への査証免除を予定通り進めたい考えだ。

はい、ここを北京政府はよく読んで欲しいですね。北京政府から不法滞在者を台湾並みに減らす具体的な方策を提示して下さいな。議論はそれから。
政府も妙な気遣いを北京政府にする必要ないって。政府としては「日本は言論・思想・信条については自由の国です。ですから、国民の代表者たる議員諸兄がこういう法案を提出すること自体、何の法的問題はありません。法案が通過するかどうかは、立法府の問題で行政府の問題じゃありません。それが三権分立ということですから」と言ってやれ。自由、法治主義三権分立、すべて北京政府に存在しないものですがね。