自民党もか?

「自民チームが「北朝鮮人権法案」骨子、脱北者を支援」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050203i411.htm

骨子案は、「人道的な見地から脱北者の保護・支援を行う」と明記。具体的には、<1>日本の在外公館に保護を求めてきた脱北者を日本または第三国に出国させるよう努める<2>脱北者の保護・支援の意義と必要性について関係国の理解と協力を求める<3>一定の要件を満たす場合、受け入れ、定住を支援する――とした。

民主案に対抗ということなのか、内容の違いはどうなんでしょうか。拙日記12/23付で紹介したものはこちら。
http://d.hatena.ne.jp/sanhao_82/20041223#p3

骨子は民主党北朝鮮プロジェクトチーム(座長・中川正春衆院議員)がまとめた。日本の在外公館などで保護された脱北者に対し、日本での在留資格を与えることや、職業の紹介、日本語教育などの支援を行うことを明記した。脱北者を支援する民間活動団体(NGO)などへの財政支援や情報提供も行うとしている。

ほぼ一致と見ていいでしょうか。自民案はいかにもまだ内容が固まっていないことを感じさせるものですね。法案なのに「努める」とか「求める」とか、そういう文言になってますから。付け焼刃的な骨子案ということでしょう。
私は自民党案でも反対。というか、第3項の「一定の要件」の内容によりますがね。民主党案のような、脱北者全員への在留資格・支援には反対です。自民党案には、「人道的」とか、そういうことではなくて、在留資格の基準・ルールをきちんと示して欲しい。