定着する気配なし

政権準備政党と呼んで下さい、という民主党。では、一日明けてどうなったかを検証してみましょう。各紙WEB版における「政権準備政党宣言」以後の政治面見出しを集めてみました。
まず、産経。

・国会幹部職員　退職金計１３億円超　図書館長は２度受給(02/24 08:46)
・できれば年金一元化　党首討論で首相(02/23 20:53)
・外資規制強化を確認　自民党の電気通信調査会(02/23 18:01)
・政府、イラン地震で緊急援助　毛布やテントなど(02/23 13:59)
・野党、衆院財金委を欠席　所得税法の徹底審議を要求(02/23 13:56)
・海洋権益の対応方針作成へ　３月にも自民特別委(02/23 13:55)
・民営化の広報は必要　細田長官、野党の批判に反論(02/23 11:48)

次に読売。

◆社会保障改革、与野党協議開始でも溝…党首討論(2/24 00:44)
◆外資のメディア参入規制強化、首相が理解(2/24 00:14)
◆台湾独立阻止の法案、中国・孫副主任が理解求める(2/23 23:56)
◆海洋権益確保、自民が対処方針策定へ(2/23 23:17)
◆中曽根元首相、憲法改正は「全体を一括して」(2/23 23:12)
◆民主の「政権準備政党」宣言、共産・社民がチクリ(2/23 23:07)
◆「二院制維持が大勢」自民の新憲法起草委・国会小委(2/23 23:01)
◆人権擁護法案、「今国会成立」で自民・民主合意(2/23 22:15)
◆「竹島の日」に反発、韓国慶尚北道が島根県と交流中断(2/23 20:16)
◆住民異動届、本人確認を厳格化…写真付き証明書求める(2/23 19:21)

最後に朝日。

「竹島の日」条例案、韓国が政府と島根県に撤回要求(02/24 00:15)
人権擁護法案、今国会成立へ協議　自民・民主幹部ら合意(02/23 21:48)
島根県議会に「竹島の日」条例案上程　韓国側は反発(02/23 13:47)
「尊厳死」法制化へ超党派議連が発足　今国会に法案も(02/23 13:07)
「政権準備党とは呼べない」　与党側、民主党を批判(02/23 11:24)

産経と読売は、民主党の宣言を全く無視。野党、与野党、という言い方をしています。しかし、朝日には全く「野党」と書いていません。もちろん、「政権準備政党」とも書いていませんが。少なくとも一日明けた時点では、民主党の「野党と呼ばないで」要求は受け入れたということでしょうかね。