で、朝日のまたまたアホ社説登場

朝日「日本と韓国――二人の首脳に言いたい」
http://www.asahi.com/paper/editorial20050325.html#syasetu1
こういうタイトルを付けながら、実際には小泉批判自民党批判です。南朝鮮大統領へ言いたいことはこれだけ。

私たちはこの表明を残念に思う。

で、しかも逃げ口上が素晴らしい。

条例は過去の「侵略と支配」を正当化しようとするものではない。教科書の検定は、実際に学校で子供たちが使うかどうかとは別のことである。

この「実際に学校で子供たちが使うかどうかとは別」という論旨、見事に南朝鮮大統領の発言にリンクしていますね。検定に文句を言うと「内政干渉」と言われるようになってきたので、今度は「採択するな」と言えば良いんです、と御注進。というか、この社説を書く前に、南朝鮮大統領府に入れ知恵したんじゃないかと。ってかね、採択するのは、各地方自治体の教育委員会ですから、採択への圧力だって十分内政干渉ですよ。
で、この後は延々と小泉批判が続きます。

そうではあっても、これは日本の問題でもある。なぜ、大統領がそうまで語るに至ったのかを考えてみなければならない。日本政府は事態を軽く見過ぎてはいないか。

支持率が下がって、何とか政権維持をしなければならないからですね。実際、本日の読売紙面には「支持率が30%台から40%台に上昇」と載っておりました。とりあえず作戦成功ですね。予想外に上がらなかったな、と私は思ってますが。そんなものにイチイチ付き合ってられません。それから、反日教育で一国を思想統制している国ですから、ある意味では「想定の範囲内」(by ホリエモン)。日本がジタバタするようなこともありません。主張すべきことを主張し、相手の理不尽な言動には無視。それでいい。

日本の過去に免罪符を与えたわけではない。植民地支配の歴史を振り返って韓国と未来志向で向き合うかどうかは日本自身の問題であり、日本はきっとそうしてくれるだろうと期待したのだ。

植民地支配の歴史は、日韓基本条約で「最終かつ完全に」解決してますが。日本が他に植民地支配したアジア諸国で、南朝鮮のような態度に出ている国がありますか? 世界で20位以内に入る立派な経済大国で、かつすべての日本文化の発祥の地と自称する文化大国がいつまで日本に精神的・経済的に頼るつもりなんですか?

たとえば、文科省政務官が、教科書の検定にあたって近隣諸国に配慮する条項を否定するような発言をした際にも、首相は条項の大切さを説いて韓国側を安心させる努力をしたか。「竹島の日」条例で日韓関係がこれだけささくれだっているのに、まるで傍観者のようだ。

近隣諸国条項は一種の思想統制につながり、歴史の真実に迫る自由な研究を阻害する要因であると、私は思いますがね。言論の自由が保障されている国であれば、政務官の発言も自由だし、それに対して無言を決め込むのも首相の自由。なぜ、南朝鮮側を安心させなければならないかもわからないし、そもそもそれは南朝鮮が日本の教育政策に介入することを当然であると、朝日が考えているからこそ言えるわけですよ。

その一方で自民党には憲法を改正し、自衛隊を軍隊にしようという動きが進む。首相は靖国参拝をあきらめたわけでもなさそうだ。韓国民から見れば、戦前回帰と疑いたくなるのも無理はない。

その南朝鮮国民の考え方が、世界の常識的・一般的思考であるかどうかは、昨日の拙日記をご覧頂きたく。

民間の交流がかつてないほど進むなかで、政治対話のパイプがこれほど詰まっていたことを、二人の首脳には重く受け止めてもらいたい。

朝日も喧嘩の種を撒いたのはどっちかを、冷静に考えてみて下さいね。と言っても無理だろうなあ。朝日も「反日イデオロギー」に犯されてるからね。その「反日イデオロギー」が通用してるのは、北東アジアの3ヶ国だけ(あと日本国内の朝日シンパ)だってことは、朝日とそのシンパはわかってないんでしょうかね。
では、お前はどう考えとんねん、ということでは、今日の読売の社説が代弁してくれていますので、そちらをば。
「[盧武鉉談話]「日韓対話への悪影響を懸念する」」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20050324ig90.htm
で、この社説にあるように、

竹島の帰属は植民地統治と無関係、というのが日本の立場だ。韓国が占拠している竹島の領有権を巡り、日韓は半世紀以上も応酬している。国交正常化の際、外交的解決を目指すとし、だめなら調停にかけることで合意した問題だ。

とあるよね。ってことは、南朝鮮国際司法裁判所への提訴に応じないのは、この協約すら違反してるってことですよね。これを理由に、南朝鮮に迫ってはいかがですか。