日本もこうしろって

「英主要紙「ブレア支持」後退…総選挙報道」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050425id27.htm

来月5日に投票が迫った英総選挙で、新聞各紙の支持色が鮮明になってきた。
 過去2回の選挙では、保守系紙まで取り込み、圧倒的な支持を得てきたブレア首相率いる労働党だが、今回は国論を二分したイラク戦争の影響もあり、ばらつきが目立つ。
 英国の新聞は党派性が比較的強く、デイリー・テレグラフ、ガーディアン紙のようにそれぞれ伝統的に保守、労働党支持を鮮明にしている新聞のほか、総選挙の度に、社説でどの党を支持するかを宣言する新聞も多い。

二大政党制よりも、英国に学ぶ点はここ。新聞も旗幟鮮明とし、中立・公平という名の責任回避を許さないようにすることが大事だと思われます。その点では、日本の新聞では赤旗聖教新聞くらいかな、評価できるのは(決して内容を評価しているわけじゃない)。
さて、英国は二大政党制、と言いますが、現状は相当違ってきています。

その一方で、従来は労働党系のインデペンデントが今回、イラク戦争に反対した第3党の自由民主党寄りの報道を手厚くするなど、過去2回の選挙からの“異変”も見える。

そう、第3党が現れていること。先進国ではっきりとした二大政党制を敷いているのは、アメリカくらいじゃないでしょうか。むしろ、二大政党制は世界の趨勢からは外れているのではないかと思われますが、どうでしょうか。