信仰への侮辱は本来こういう行為を生むんです

こればかりは、本当に許せん。
「「コーランをトイレに流した」と報道、反米抗議広がる」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050512i411.htm

キューバのグアンタナモ米軍基地で、聖典「コーラン」をトイレに流すなど、イスラム教を冒涜（ぼうとく）する行為があったとの米誌報道に、アフガニスタンやパキスタンで多くのイスラム教徒が猛反発し、アフガニスタン東部のジャララバードで、抗議集会の参加者４人が警察に射殺されるなど、同国内で７人が死亡した。

信仰への侮辱行為です。イスラム教徒の怒りは当然です。アメリカは信仰の自由を標榜する国ですが、信仰の自由とは他者の信仰を侮辱することではないでしょう。こういう行為は、アメリカの国自体の存在意義に関わる問題です。
武装勢力の掃討作戦やら、イラク戦争の大義というもの以上に、こういう他者の信仰を侮辱する行為が、中東で反米感情が高まる一番の原因になっていると思います。アメリカよ、自制せよ。