珍しく朝日が海外メディア紹介

シナ副首相ドタキャン問題で、毎日と朝日がシナびいきの社説を書いてます。しかし、この両者には決定的な差があります。というのも、シナが「靖国問題が原因」と公式見解を表明したのが、23日の夜でした。毎日が社説を書いたのは、24日の朝刊。つまり、シナの公式見解が出る前に書いたものと考えられる(公式見解報道は25日朝刊から)。つまり、毎日は自分たちの「社論」として書いたわけです。それに対して、朝日は公式見解が出た翌日の25日の社説でシナの公式見解丸写しの社説を書いたわけです。
だから、私は毎日には何も言いません。毎日の社論には異論を持ちますが、一言論・報道機関としての仕事はできていると認めます。
しかし、朝日は完全にシナの「御用機関」であると申し上げておきます。シナの公式見解を待って反論したのではなく(この手法をとったのは読売)、公式見解を待って公式見解垂れ流しにした社説を書いたからです。もし、社論として自信があれば、24日付で書けたはずです。朝日がこと、シナ問題を扱う場合、これは言論・報道機関によるものとは判断してはいけないということです。
と、意地悪を言った後で、朝日を引用します。これもシナの「御用機関」によるバイアスがかかっていると見た方が良いという典型的な例です。
「呉副首相会談キャンセル、海外メディアも注視」
http://www.asahi.com/politics/update/0525/003.html
ここの最後の部分、台湾に関するところ。

台湾では、呉副首相の突然の帰国は中国の「外交失態」(自由時報)と位置づける見方が目立っているが、同じく台湾の中国時報は「副首相訪日に込められた『関係改善の手がかりに』という北京のメッセージが分からない小泉外交の愚かしさ」と書いている。

これだと台湾の国論は二分されている、と感じられる方が多いかと思います。しかし、よく見て下さい。「小泉外交の愚かしさ」と書いたのは「中国時報」です。生粋の台湾人(本島人)なら、間違いなく自らを「中国」と言いません。ですから、中国時報はその名前を見ただけで、国民党系の新聞社であることがわかります。ましてや、今の国民党はシナ共産党と連携しようとしている。つまり、台湾の論調というよりも、シナの独裁思想保持者の論調と見た方が正しいと思いますよ。