blog人口335万人だから、自らの律し方も問われてくる

さて、私が何故、ネチネチとこの方を問い詰めているかというと、上記のような「大人にあるまじき主張」をしてるところにもあるんですが、ブログという一つのカテゴリ全体の今後の問題として、著作権問題は絡んでくると考えているからです。ブログ人口が、すでに335万人もあるという統計データもあります(総務省 報道資料http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/050517_3.htmlによる)。すでに、個人でやってることだから、という理由で許されるレベルではなくなってきていると思います。つまり、ある一握りの不法行為によって、ブログ全体が十把一絡げで「ブログでは著作権違反が横行している」と見られることになる危険性は高いし、また自分の不法行為によって迷惑を被るブロガーの数がすでに335万人もいる、ということでもあるわけです。
すでに既存のメディアは、ネット言論を「無責任である」として、これを敵対視する動きを見せています。335万人は確かに大きい数字ですが、既存メディアの前にはまだまだ弱小としか言いようがありません。既存メディアは、虎視眈々とネット社会の汚点を狙っていることでしょう。そして著作権侵害問題は、メディアとしてネット言論の「無責任さ」を追求する格好のネタになると思います。こうした些細な不法行為でも、既得権益を奪われると思っている側から、徹底的に糾弾される可能性がある。だから、自らのWEB日記・ブログが、蟻の一穴にならないようにすることこそ、言論の左右を問わず、必要なことであると私は考える次第です。まずは、自分自身に対する戒めとして。