動きがゾロゾロ出ているようです

まず、故・永岡議員の後継に、永岡未亡人を立てる方向だそうです。
「故永岡前議員夫人を擁立へ 自民党茨城県連が検討」
http://www.sankei.co.jp/news/050810/sei034.htm
実は、自民党茨城県連と亀井派は対立しています。亀井派が取り仕切った永岡議員の葬儀が県連無視で、亀井派のマスコミアピールに使われたことが原因。
そして、改革政党ではなく、自民党以上の「最大公約数」政策を掲げる民主党の動き。
政権公約づくり着手 自公「郵政」 民主ぼかす」
http://www.sankei.co.jp/news/morning/10pol001.htm

選挙で民主党が郵政問題に触れたくない背景には「自民党の賛成派と反対派の対立の陰に埋没しかねない」(幹部)との危機感に加え、「党として明確な対案を打ち出すことができない」(中堅)という苦しいお家事情がある。
 民主党は「日本郵政公社のスリム化」を掲げているが、スリム化後については将来の民営化を是とする議員や、支持労組とのしがらみで日本郵政公社の維持を譲らない議員まで幅広く存在するため、党の見解は「あらゆる選択肢を否定しない」と、あいまいな立場を取ってきた。

自公は徹底して郵政民営化を掲げて選挙戦を戦うでしょう。民主はマスコミを総動員して、自公に対するネガティブキャンペーンで対抗するしか方法はないかと思われます。
そして、したたかな小泉氏は切り崩し工作開始。
「首相 民主の一部と連携も」
http://www.sankei.co.jp/news/morning/10iti002.htm

記者団から「郵政民営化に賛成であれば党派を超えて手を組む可能性はあるか」と問われた首相は「それは十分あり得る」と明言。「党派を超えてか」と再度問われると、「こだわらないで」と答えた。

どちらにしても、今回の総選挙で民主党が郵政問題から逃れるわけにはいかないと思われますが、後はマスコミのキャンペーン次第ですかな。