深く考えての発言じゃないと思うけど

くっくりさんの「ぼやきくっくり」に堀江さんの発言のテキスト起こしがありましたので、引用させていただきます。
ホリエモン拉致問題を語る」
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri/index.php?day=20050823

草野仁
「拉致されてる人たちを一刻も早く救い出さないといけないが、平和的手法では前に進まない現状がありますが?」
堀江貴文
「粘り強くやってくしかないのでは。北風吹き付けて、向こうが暴発したら本末転倒ですから」

全文はリンク先でお読みいただくとわかりますが、全体的にはパッと目にはですよ、やっぱり堀江さん、全然拉致問題に積極的じゃない、と思います。実際、そうだと思いますよ。そもそも新参者の企業家でしかも軍需産業でもない堀江さんにとっては、戦争状態になっちゃ困るわけですよ。そりゃそうだ。企業家ってのは、平和でなくちゃ困りますから。
で、私は、引用したこの堀江さんの発言、結構大事だと思うんです。北風を吹き付けて、向こうが暴発したら、今の日本は法制上対応できますか? だからって私は太陽政策をしろ、と言ってるんじゃないんです。「北風」政策をするんであれば、日本にもそれなりの覚悟と準備をしなくちゃいけませんよ。拉致問題の解決策には、北朝鮮が暴発しても対応できる国内の準備も含まれなくちゃならんのですけどね。