シナにとっては重要かもね

シナの喜ばしいニュースは朝日にお任せ。
「中国、有人宇宙船「神舟6号」打ち上げに成功」
http://www.asahi.com/science/news/TKY200510120097.html

中国にとって2度目となる有人宇宙船「神舟(シェン・チョウ)6号」が12日午前9時(日本時間同10時)、中国北西部の甘粛省内モンゴル自治区にまたがる酒泉衛星発射センターから、長征2Fロケットで打ち上げられた。神舟6号は、約10分後にロケットから切り離され、高度200〜347キロの楕円(だえん)軌道に投入された。午前9時40分過ぎ、温家宝(ウェン・チアパオ)首相が「打ち上げに成功した」と宣言。「偉大な業績が中華民族の輝かしい歴史に加わった」とたたえた。

中華民族って何なんだ、というツッコミはとりあえず今はしないことにしておいてと。
まあ、常識的に考えて、すでに宇宙に人を飛ばすこと自体は、技術的に難しいことではないわけで、問題は対費用効果に世はシフトしているんですが、未だにこれを「民族の偉大な業績」と喜ぶところが、シナ共産党政府の面白いところですね。
実際は、何のことはない、人工衛星打ち上げ能力確保ということです。つまりは、軍事偵察能力がありますよっていう宣言であって、日本を仮想敵国にしております、という宣言でもありますね。これを無邪気に喜んでトップニュースで放送する番組も、「いかがなものか」と思います。
とりあえず、これはシナ共産党政府による「ODA卒業の答辞」と受け取るのが妥当かと思われますな。
あと、シナ共産党政府にとっては、自国領土(と勝手に彼らが主張しているもの)内の偵察という意味が重要だったりするんじゃないでしょうか。チベットとかウイグルとか。