増税已む無しだが

「消費税10%以上は不可避 福祉目的税化を提言」
http://www.sankei.co.jp/news/051024/sei080.htm

自民党の財政改革研究会(会長・与謝野馨政調会長)は24日、消費税収の全額を年金、医療、介護を中心とする社会保障費の国・地方合わせた公費負担分に充てる福祉目的税とすべきだとする中間報告を取りまとめた。公費負担をすべて賄うには消費税の税率を10%以上に引き上げることが必要で、財政再建に向け大幅な増税路線を打ち出したものだ。

いつか来る、と思っていた増税が本格議論になってきました。社会保障制度の維持のためには仕方のないところなのでしょうけどね。
しかし、私は福祉目的税などの特定の使途を定めるべきではないと思います。これを認めると、道路特定財源の存在も認めざるを得なくなってくるわけです。税収をすべて一般財源としてみれば、窮屈な予算編成をしなくても済むわけですし、より柔軟な予算対応ができることになるんじゃないかと思うんですが。