もう少し突っ込んだ取材をしろ

国連のお偉いさんが、日本は差別国家と批判した件。産経が社説に書いてます。
「■【主張】国連人権委 理解に苦しむ「差別」指摘」
http://www.sankei.co.jp/news/051110/morning/editoria.htm
内容はリンク先で読んで下さい。しかし、このディエヌ特別報告者(セネガル)は一体どんな背景を持つ人物なのか。そこをきちんと取材していないんですな。というか、ネットで調べただけでも、背景は暴かれるんです。
北朝鮮の息のかかった国連人権委員会ドゥドゥディエン氏の「在日差別」発言を、共同通信が「日本は対応を迫られそうだ」と報道」(他称:原理関係者 mumurブログ)
http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50202677.html
このディエヌ氏を日本側でサポートしているのが、「反差別国際運動」という団体。そして、この理事長は武者小路公秀。この武者小路は、何とチュチェ思想国際研究所の理事。

ネットって便利ですよね。
全部一瞬でバレちゃう。
【まとめ】
北朝鮮朝鮮総連が「人権で騒げ」と指令を出す
 ↓
武者小路公秀等の総連シンパが動く
 ↓
北朝鮮の息のかかった国連人権委員会が「勧告」
 ↓
毎日新聞中村一成共同通信が煽る
マスコミもさ、「被害者の名前が発表できなくなると、警察発表を鵜呑みにするしかなくなる」なんつって「マスコミの権力批判機能」をさかんにアピールしてるけど、全然説得力がないね。
本当に権力批判機能を発揮するなら、国連人権委員会がどういう団体で、ドゥドゥ・ディエン氏がどういう背後関係で・・・という部分まで調査して、それをセットにして報道するべきじゃないの?
国連と言う権威をそのまま鵜呑みにして(というか、知ってて隠蔽してるのだが)、「日本政府は対応を迫られそうだ」って、あなたバカじゃないの?

特定アジアに関する報道については、産経は他紙に比べ、だいぶ足かせが外れているように思えます。他のマスコミは、日中記者協定をまともに守ってますからな。しかし、その産経も相手が国連だと、この程度の記事しか書けない。
しかし、mumurさんも書いてるように、ネットは本当に便利です。マスコミもネットに乗って、自らが取材した情報を公開してしまっている。つまり、世の中でマスコミが何を隠しているか、何を好んで報道しているかが、すぐにわかるようになってきてるんですね。今さら情報開示を止めれば、それはそれで「情報の隠蔽」と批判されちゃいますからね。